物貰い
ものもらい
名詞
標準
beggar
文例 · 用例
そして多くの物貰いに共通なように、国へ帰るには旅費がないというような事も訴えていた。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
いろいろ災難に逢いまして、にわかの物貰いで勝手は分りませず……」といいかけて婦人は咽びぬ。
— 泉鏡花 『夜行巡査』 青空文庫
わしは役目柄ズッと入るけに、アンタはすこし遅れて、いつもの通りの物貰いの風で、人にわからん様、入んなさいや」「おっとアラマシ承知の助。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
」 となお物貰いという念は失せぬ。
— 泉鏡花 『海異記』 青空文庫
また一昨々年まで必ず木之助の門附けを辞らなかった或るしもた家には、木之助があけようとして手をかけた入口の格子硝子に「諸芸人、物貰い、押売り、強請、一切おことわり、警察電話一五〇番」と書いた判紙が貼ってあった。
— 新美南吉 『最後の胡弓弾き』 青空文庫
ただ絶望のためにやむなく夜の闇の中に恵みを乞うているまだ性質のいい物貰いに、苦い顔を見せる体格のがっしりした職業的な乞食ども。
— THE MAN OF THE CROWD 『群集の人』 青空文庫
物貰いかなんどのきたない僧服の老人を想像しながら私は玄関に出て行った、一言で断ってやろう積りで。
— 若山牧水 『青年僧と叡山の老爺』 青空文庫
六十四 時々白い砂の捲き上る道の傍には、人の姿を見てお叩頭をしている物貰いなどが見えはじめて、お詣りをする人の姿がほかの道からもちらほら寄って来た。
— 徳田秋声 『黴』 青空文庫
作例 · 標準
橋の下には物貰いが座り込み、通り過ぎる人々に哀れみを乞うていた。
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かつての栄華を極めた男が、今では物貰いに身を落としているという噂だ。
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幼い頃、悪いことをすると物貰いに連れて行かれると叱られたものだ。
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標準
sty (on the eyelid)
作例 · 標準
朝起きたら目がゴロゴロするので鏡を見たら、物貰いができていた。
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「物貰いができた」と友達に言ったら、誰かに何かをもらえば治ると冗談を言われた。
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目の周りが赤く腫れて痛むので、眼科に行って物貰いの薬をもらってきた。
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