露地
ろじ
名詞
標準
bare earth (i.e. ground not covered by a roof)
文例 · 用例
芸者屋をしている表店と彼女の住っている裏の蔵附の座敷とは隔離してしまって、しもたや風の出入口を別に露地から表通りへつけるように造作したのも、その現われの一つであるし、遠縁の子供を貰って、養女にして女学校へ通わせたのもその現われの一つである。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
流行品店とキャバレーのあるアスファルトの露地に、黒いケープレットのついた夜の衣裳をつけて、ハイ・ヒールのエナメルの靴を穿いた都会の売笑婦。
— 吉行エイスケ 『戦争のファンタジイ』 青空文庫
鬼が出るか、蛇が出るか……」 目明の良助に誘われた乞食|体の狂歌師、赤猪口兵衛は二、三本の渋団扇を縄の帯に挿したまま、春吉三番町のお目付役、松倉十内国重の玄関脇の切戸から、狭いジメジメした横露地を裏庭の方へ案内された。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
家近くの露地で相島は突然雪の上にすべつた。
— 有島武郎 『半日』 青空文庫
お末はよく露地に這入つて、力三の残した白墨の跡を指の先でいぢくりながら淋しい思ひをして泣いた。
— 有島武郎 『お末の死』 青空文庫
露地のはめ板の白墨が跡かたもなくなる時分には、お末は前の通りな賑やかな子になつて居た。
— 有島武郎 『お末の死』 青空文庫
芸者屋をしている表店と彼女の住っている裏の蔵附の座敷とは隔離してしまって、しもたや風の出入口を別に露地から表通りへつけるように造作したのも、その現れの一つであるし、遠縁の子供を貰って、養女にして女学校へ通わせたのもその現れの一つである。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
)とか云う鮨屋の露地口。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
作例 · 標準
ハウス栽培のトマトと違って、太陽の光をたっぷり浴びた露地のトマトは味が濃くて甘みも強い気がする。
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子供の頃は、よく近所の空き地の露地で泥だらけになりながら野球をして遊んだものだ。
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プランターではなく、庭の露地に直接種を蒔いて育てたヒマワリが、見上げるほど大きく成長した。
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標準
teahouse garden
作例 · 標準
茶会の招きを受け、飛び石が打たれた趣のある露地を通って、静かな茶室へと向かった。
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手入れの行き届いた露地の苔が、朝露に濡れて美しく輝いていた。
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俗世間から切り離された清浄な空間を演出するため、露地の掃除には特に気を配っているそうです。
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