室内
しつない
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #5206 · 青空 3106 例
標準
indoor
文例 · 用例
この句を読むと、田舎の閑寂な空気や、夏の真昼の静寂さや、ひっそりとした田舎家の室内や、その部屋の窓から見晴しになってるところの、広茫たる一面の麦畑や、またその麦畑が、上風に吹かれて浪のように動いている有様やが、詩の縹渺するイメージの影で浮き出して来る。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
空気は陰湿にカビ臭く、室内は昼でも薄暗くたそがれている。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
眩しくなった眼を室内へ移して鴨居を見ると、ここにも初冬の「森の絵」の額が薄ら寒く懸っている。
— 寺田寅彦 『森の絵』 青空文庫
有難しとボーイに礼は云うて早速頂戴するに半分ばかりにして胸つかえたれば勿体なけれど残りは窓から外へ投げ出してまた横になれば室内ようやく暗く人々の苦にせし夕日も消えて甲板を下り来る人多くなり、窮屈さはいっそう甚だしけれど吾一人にもあらねば致し方もなし。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
東京の空気を下の関までそっくり運ぼうとでもするように車室内の空気はムンムン沈澱していた。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
壺や林檎も面白くない事はないが、折角「生きた自然」の草木が美しく、其れに戸外が寒くなくて好い時候に、室内の「|死んだ自然」と首引をするのも勿體ないやうな氣がした。
— 寺田寅彦 『寫生紀行』 青空文庫
メートルとキログラムの副原器を収めた小屋の木造の屋根が燃えているのを三人掛りで消していたが耐火構造の室内は大丈夫と思われた。
— 寺田寅彦 『震災日記より』 青空文庫
ここに述べるムーア灯は正にこの注文に応じて出来たもので、室ならばその鴨居の後ろに隠れた長い管が、一面に光を放って天井を照らし、室内は不夜の境となるのである。
— 寺田寅彦 『ムーア灯』 青空文庫
作例 · 標準
室内での運動は、天候に左右されずに行える。
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室内で栽培できる観葉植物を探している。
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室内温度を快適に保つためにエアコンをつけた。
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