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一本気

いっぽんぎ
形容動詞名詞
1
標準
single-minded (esp. personality or person)
文例 · 用例
一本気な従兄の怒りを恐れる気持をゴマカすやうに、S子は雪駄の音をペツタペツタさせて、オドケてみた。
中原中也 分らないもの 青空文庫
そして一人の女性にこうまで深く染み通らせた白痴少年の一本気をも想ってみた。
岡本かの子 みちのく 青空文庫
そして一人の女性に斯うまで深く染み通らせた白痴少年の一本気をも想ってみた。
岡本かの子 みちのく 青空文庫
均平も自信はなく、先が案じられたが、今更逃げを張る気にもなれず、銀子の一本気な性格にも信頼していた。
徳田秋声 縮図 青空文庫
腕に綯りをかけるといっても、銀子は倉持を搾る気はなく、お神が決めたもの以上に強請るのでもなく、未婚の男でこれと思うようなものも、めったにないので、千葉で挫折った結婚生活への憧憬が、倉持の純情を対象として、一本気な彼女の心に現実化されようとしているのだった。
徳田秋声 縮図 青空文庫
「あなたは一本気のようでそうとう比較癖のある方らしい。
岡本かの子 母子叙情 青空文庫
住民のフィン人はもと東洋人だったのが北欧の自然に馴化され、灰色の青味がゝった眼や、栗毛の髪を持ってはいるが、何か東洋風の純朴と一本気な情熱があると先生は兼て私たちに話していました。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
お艶はかゝる事件を惹起し、それを凌いで掌裡に収めるまでには何度でも毎回新なる情熱を湧かし、一本気でいのちがけの行動をした。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
作例 · 標準
彼は子供の頃から一本気な性格で、一度決めたら譲らないタイプだった。
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あの職人気質は一本気で、妥協を許さない姿勢が素晴らしい。
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「もう、君は一本気なんだから!」と友人に笑われた。
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