多趣味
たしゅみ
名詞形容動詞名詞-の形容詞
標準
having various interests
文例 · 用例
こうした性格、学識、多趣味は最も随筆に必要な事であって、又それらのものは必ず随筆のうちに現われるものである。
— 甲賀三郎 『徹底的な浜尾君』 青空文庫
彼はまた書畫にも巧みで、小説も戲曲も書いてゐる、多趣味な文人だつたらしい。
— 堀辰雄 『我思古人』 青空文庫
本阿弥光悦(安土、桃山から江戸初期)……多趣味多能にして広範囲の美術鑑賞眼をもつ道楽者。
— 北大路魯山人 『私の作陶体験は先人をかく観る』 青空文庫
あれだけ多趣味であっては、うまいもの食いでなければ恰好がつかぬのですが、それは聞いておりません。
— 北大路魯山人 『私の作陶体験は先人をかく観る』 青空文庫
光悦は刀の鑑定などをする家に生まれたので、きっと相当な家でしょうから坊ちゃんで、絵も描く、字も書くという器用で多趣味な人ですから、茶碗も拵えてみようという気になった。
— 北大路魯山人 『私の作陶体験は先人をかく観る』 青空文庫
もっとも筆記をするためにお話を伺ったのでなく、お話を聴きたいために話して頂いたのであるが、この有益にして多趣味のお話を我々両人の記憶にはとても残らずは記憶し切れないと思ったので、失念遺漏を恐れ、私が筆まめなのに任せてすべてを聞き書きしたのである。
— 田村松魚の言葉 『幕末維新懐古談』 青空文庫
風流で盗賊防ぐ思い付き 上に記した土佐高知の今井貞吉君は今は疾くに故人となったが、同君は多識なうえにすこぶる器用でかつ多趣味な人で、よくいろいろのことに通じていた。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
「あのかたのものは、楢崎さんなんかの方がよくよんでいらっしゃるのじゃないかしら……わたしは、多趣味というんじゃないんですもの」 のり子は、しずかに笑った。
— 宮本百合子 『二つの庭』 青空文庫
作例 · 標準
彼はキャンプに写真、料理と非常に多趣味で、休日はいつも忙しそうだ。
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「多趣味ですね」と言われるが、実際はどれも中途半端に手を出しているだけだ。
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多趣味な祖父は、退職後も毎日生き生きと趣味の時間を楽しんでいる。
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