相思相愛
そうしそうあい
名詞
標準
mutual love
文例 · 用例
殊に茨城の古河町新合村、埼玉の川辺利島の二村、及群馬の海老瀬村、我谷中村等ハ互に河流を抱きて隣接するが故に、地勢治水の関係上苦楽を共にするを以て常に相思相愛の情味を脱する能はざるもの存すればなり。
— 田中正造 『非常歎願書』 青空文庫
そのうちに、よその後家で桜大娘という女の子と懇になり、相思相愛で、婚礼をあげようということになったが、何がさて麿は怠け者で余分のたくわえがないから酒が買えない。
— 坂口安吾 『土の中からの話』 青空文庫
そのうちに、よその後家で桜大娘といふ女の子と懇になり、相思相愛で、婚礼をあげようといふことになつたが、何がさて麿は怠け者で余分のたくはへがないから酒が買へない。
— 坂口安吾 『土の中からの話』 青空文庫
劉 相思相愛の結果が、不幸を齎す道理はない。
— 岸田國士 『昨今横浜異聞(一幕)』 青空文庫
傾城にマコトなし、などと云うのに、相思相愛というのが解せない話で、そういうものが実在するにしても一興だが、行ってみてコトワザの方の真実を裏づけるような事実を見るのも一興である。
— その十 冷笑鬼 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
メアリはひたすら自分を貫いたに過ぎず、二人は相思相愛だった。
— TREGARTHEN'S WIFE 『トリガーセンの妻』 青空文庫
そして、自分の愛する人に自分も亦愛された、相思相愛、つまり吉さんとの場合だけが恋であり、三十いくつで一代の恋を始めて知った。
— 坂口安吾 『阿部定という女』 青空文庫
「なあ、キミ、俺が思うに、統計的に選ばれる結果は詩人トマス・ムアが言う『相思相愛の恋人』をぶっ壊すことだ。
— A Golden Argosy 『玉手箱』 青空文庫
作例 · 標準
長年の片思いが実ってついに結ばれた二人は、今では誰もが羨むほどの相思相愛の仲として知られている。
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「僕たちは相思相愛なんだから、周りの反対なんて関係ないよ」と、彼は彼女の手を強く握って言った。
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お互いの趣味や価値観が驚くほど一致している二人は、まさに相思相愛の理想的なカップルだ。
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