勅勘
ちょっかん
名詞
標準
the emperor's censure
文例 · 用例
私のように官位を剥奪されるほどのことでなくても、勅勘の者は普通人と同じように生活していることはよろしくないとされるのはこの国ばかりのことでもありません。
— 須磨 『源氏物語』 青空文庫
勅勘の人というものは、明るい日月の下へ出ることも許されていませんからね。
— 須磨 『源氏物語』 青空文庫
「勅勘を受けた人というものは、自由に普通の人らしく生活することができないものなのだ。
— 須磨 『源氏物語』 青空文庫
「桐壺の更衣のお生みした光源氏の君が勅勘で須磨に来ていられるのだ。
— 須磨 『源氏物語』 青空文庫
勿論|翁丸のやうな悪戯をして君の勅勘を蒙むつた者もあるが、我々は先づ君の御寵愛を忝ふした方だ。
— 内田魯庵 『犬物語』 青空文庫
当の獲物を射損じたばかりか、事に臨んで弓弦が切れたのは平生の不用意も思いやらるるとあって、彼は勅勘の身となった。
— 岡本綺堂 『玉藻の前』 青空文庫
彼は大床の階段の下で狐を射損じたために勅勘の身となった。
— 岡本綺堂 『玉藻の前』 青空文庫
勅勘の身を憚ったのである。
— 岡本綺堂 『玉藻の前』 青空文庫
作例 · 標準
彼の失言は、とうとう天皇の勅勘を招いてしまった。
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勅勘を受けた大臣は、その名誉回復のため奔走した。
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勅勘は、公家社会において最も重い処罰の一つであった。
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