儺
な
名詞頻度ランク #13 · 青空 17 例
標準
(ceremony of) driving out evil spirits
文例 · 用例
儺はれし我の来し方ここにして早や遥かなり帰り今在りこれの子ら歎知らざり我が言ふをただおもしろと笑ひ爆ぜたる我が声にひびき応ふる子らありて顔ことごとく笑ひくづれつ沿道沖端に近づくに、城内、矢留両小学校の生徒、既に旧藩侯邸の前に整列して我が一行を迎ふるあり。
— 北原白秋 『夢殿』 青空文庫
ひと鉢の草の花だにすゑなくに昼|冷まじく師を儺ふとす追ひ儺ふ下心はさもあれやいふ言は皆うやうやし聞きのよろしさ事はてむ憤らくも現なり父母よ見よこは正眼なり母の館母の館は児童の母たちの建設するものなり。
— 北原白秋 『夢殿』 青空文庫
僕はさう思つて、新喜楽の三字に棒を引いて、傍へ「追儺」と書いた。
— 森鴎外 『追儺』 青空文庫
僕は追儺と書いた左傍に、「M. F 君に献ず」と書かうかと思つた。
— 森鴎外 『追儺』 青空文庫
追儺は昔から有つたが、豆打は鎌倉より後の事であらう。
— 森鴎外 『追儺』 青空文庫
「儺追いをするといって犬君がこれをこわしましたから、私よくしていますの」 と姫君は言って、一所懸命になって小さい家を繕おうとしている。
— 紅葉賀 『源氏物語』 青空文庫
『琅邪代酔編』巻二に、後漢の時、季冬に臘に先だつ一日大いに儺す、これを逐疫という、云々、方相氏は黄金の四目あり、熊皮を蒙り、玄裳朱衣して戈を執り盾を揚ぐ、十二獣は毛角を衣るあり、中黄門これを行う、冗縦僕財これを将いて以て悪鬼を禁中に逐う、云々。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
『日本百科辞典』巻七、追儺の条にも明示された通り、当夜方相は戈で盾をたたき隅々より疫鬼を駈り出し、さて十二獣を従えて鬼輩を逐い出すのだ。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
節分には、豆まきをして儺を行い、邪気を追い払う習慣がある。
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