厄払い
やくばらい異読 やくはらい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
exorcism
文例 · 用例
すると人はきっと何かしら神秘的な因果応報の作用を想像して祈祷や厄払いの他力にすがろうとする。
— 寺田寅彦 『天災と国防』 青空文庫
町々では厄払いの道場を設けて、三昼夜の祈祷をおこない、その怪物の絵姿をかいて神社の前で磔刑にした。
— 夷堅志 『中国怪奇小説集』 青空文庫
これは有名な葡萄牙の国産品で、やはり迷信的な厄払いのひとつだ。
— しっぷ・あほうい! 『踊る地平線』 青空文庫
露西亜のう、中村だあ」式の英語で、毛唐の厄払いか、荒神|祀りの文句じゃねえかとも考えてみましたがそうでもないらしんで……ズット後になって聞いてみましたら「日本専売局台湾烏龍茶一杯十銭、イラハイイラハイ」てんですから禁厭にも薬にもなれあしません。
— 夢の久作(夢野久作) 『人間腸詰』 青空文庫
長崎の風に、節分の晩に法螺の貝を吹て何か経文のような事を怒鳴って廻わる、東京で云えば厄払い、その厄払をして市中の家の門に立てば、銭を呉れたり米を呉れたりすることがある。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
第二十七章 夢の実用夢は迷信として排くべきか 年が明けて、来たるべき一年間の出来事を卜するためか、あるいはまた過ぎた年の厄払いのためか、正月の二日に、宝船を枕の下に敷き、めでたき初夢を結ぶことは、わが国古来の習俗で、いまもこの風を行うものが何万の数に達するであろう。
— 新渡戸稲造 『自警録』 青空文庫
ちょうど、鬼打ち豆を撒いて居る頃、表の方を、「厄払いましょう厄払いましょう」と言いながら通る者があることも知っているでしょう。
— 折口信夫 『鬼を追い払う夜』 青空文庫
これは「厄払い」と言うものです。
— 折口信夫 『鬼を追い払う夜』 青空文庫
作例 · 標準
前厄にあたる今年、地元の有名な神社へ厄払いに行ってお札を授かった。
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「最近ついていないことばかり続くから、一度本格的な厄払いを受けたほうがいいかもね」
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厄払いの儀式を終えると、心の中に溜まっていた澱が消えたようにスッキリした。
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標準
exorcism performed door to door, in exchange for beans and money (on the night of New Year's Eve or Setsubun)
作例 · 標準
大晦日の夜、獅子舞が家々を回って厄払いをして歩く賑やかな声が聞こえる。
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節分の夜には「福は内」の掛け声とともに、厄払いの豆まきが各家庭で行われる。
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門口で厄払いの口上を述べる芸人に、家人は少額の包みを渡して一年の平穏を願った。
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