祭主
さいしゅ
名詞
標準
(head) priest
文例 · 用例
恐懼修省の工夫が有れば、以て宗廟社稷を守り、以て祭主と為るべきである。
— 幸田露伴 『震は亨る』 青空文庫
國史にては豐鍬入姫命の方、先に天照大神の祭主と定まりたまひ、後に倭姫命に及ぼしたる體なれども、倭人傳にては倭姫命の前に祭主ありしさまに見えざれば、豐鍬入姫の方を第二代と誤り傳へたるならん。
— 内藤湖南 『卑彌呼考』 青空文庫
――今年はうちが祭主ぢやけに。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
したら早速今年は祭主になれといふ。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
翌る日、祭の當日には、祭主である杉野の家が連中を招んで客をした。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
が「穴師の山の山人」と神楽歌にも見えた大和宮廷時代から伝承したらしい山人は、大和国の国魂であり、長尾市宿禰が、祭主即、上座神人に任ぜられたのであつた。
— 折口信夫 『村々の祭り』 青空文庫
此時の天子の御資格が、神自身である事を忘れて、祭主と考へられ出したのは、奈良・藤原よりも、もつと古いことであらう。
— 祭りの発生 その一 『ほうとする話』 青空文庫
「……堅磐常磐に斎ひまつりて、いかし御世に栄えしめまつり、康治元年より始めて、天地日月と共に、照し明らしましまさむことに、本末傾かず、いかしほこの中執り持ちて、仕へ奉る中臣|祭主正四位上神祇大副大中臣清親寿詞をたゝへ、こと定めまつらくと申す。
— 折口信夫 『日本文学の発生』 青空文庫
作例 · 標準
伊勢神宮では、天皇陛下が祭主を務めるのが伝統だ。
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祭主の指示のもと、祭りが滞りなく進行した。
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彼は長年、地域の祭主として信仰を守り続けている。
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ウィキペディア
祭主(さいしゅ)は、伊勢神宮にのみ置かれている神職の役職である。「まつりのつかさ」とも読む。現任は黒田清子である。
出典: 祭主 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0