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幼魚

ようぎょ
名詞
1
標準
fry (young fish)
文例 · 用例
緑蔭鮮かなるところ、小流れの清水を一區畫一區畫的に段々たゝへて、川マス、ニジマス、ブルトラウト、スチールヘッド等の各種鱒族の幼魚を養つてある。
幸田露伴 華嚴瀧 青空文庫
産卵期になって、雌鱒の腹を裂き、腹中の卵を取出し、それに雄鱒の精液を注ぎかけ、孵化場で孵化させて、幾百万という幼魚を、凡そ二寸位まで育て上げ、それを湖水に放つのである。
豊島与志雄 故郷 青空文庫
放たれた幼魚は、三年ばかりのうちに完全な親魚となり、卵を孕んでくる。
豊島与志雄 故郷 青空文庫
二寸ばかりの幼魚の頃、孵化場から放たれた場所、その故郷の川一つだけである。
豊島与志雄 故郷 青空文庫
大海に放たれても、産卵期には必ず、自分が幼魚の頃甞て放たれた場所へ、殆んど洩れなく戻ってくる。
豊島与志雄 故郷 青空文庫
洞爺湖の鱒の幼魚を、十和田湖へ運んで、十和田の孵化場から放ったとすれば、恐らく彼等は、その孵化場へ産卵に上ってくるであろう。
豊島与志雄 故郷 青空文庫
鱈の卵が完全に艀化し、完全に幼魚が育ったならば世界の海は三年間に、鱈で一杯になるといわれているが、鯰の卵も完全に一尾残らず艀化し、生育したら日本国中鯰だらけになって、足が辷って歩けないようになるかも知れない。
佐藤垢石 青空文庫
一尾の成魚の卵|凡そ三千粒、年々この人工授精卵五億五千万粒|乃至七億粒である、自然孵化凡そその半数と見て、計十億の幼魚が諏訪湖に出るのである。
正木不如丘 釣十二ヶ月 青空文庫
作例 · 標準
春の小川では、メダカの幼魚が元気に泳ぎ回っているのが観察できる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
捕食者から身を守るため、幼魚たちは大きな群れを作って行動する。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
この湾は、多くの魚種の幼魚が成長する重要な場所だ。
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