養魚
ようぎょ
名詞
標準
fish breeding
文例 · 用例
溪を下りて行くと別莊だか茶店だかゞあつて其前の養魚池の岸にかはせみが一羽止まつて居たが、下の方から青年團の服を着た男が長い杖をふりまはして上がつて來たので其のフアシズムの前に氣の弱い小鳥は驚いて茂みに飛び込んでしまつた。
— 寺田寅彦 『伊香保』 青空文庫
この中に山林局の養魚場がある。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
白亜の洋館に行き養魚の有様を見んと訪えば、ここに偶然にも、僕の旧知、法科大学生|福田甚二郎君がいて、種々養魚上の説明をしてくれ、ここの所長をしている谷口利三郎氏も出て来られて、雨中に学術上の説明をしてくれた。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
いづれか大工場の跡だらうで通つて來たが、何、不思議はない、嘗て滿々と鱗浪を湛へた養魚場で、業火は水を燒き、魚を煙にしたのである。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
下町方面の養魚池はほとんど全滅したが、山の手は助かった。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
養魚場が金を喰い出したら大きいからね」 築けども築けども湧き水が垣の台を浮かした。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
その上都会に近い静岡県下の養魚場が発達して、交通の便を利用して、鯉鰻を供給するので、鼎造の商会は産魚の販売にも苦戦を免れなかった。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
千手が濱で艇を出て、アングリング・エンド・カウンツリー・クラブの養魚場を見たが、舟から上つて平地の林の中へ入つて行く感じは眞に平和な仙郷へでも入るやうで、甚だ人に怡悦の情を味はしめた。
— 幸田露伴 『華嚴瀧』 青空文庫
作例 · 標準
彼は長年、鯉の養魚に情熱を注いできた。
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効率的な養魚方法を確立するため、最新の技術が導入されている。
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養魚は、地域の食料供給を支える重要な産業となっている。
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ウィキペディア
養魚(ようぎょ)は、広義では「魚を飼育してふやすこと」を意味するが、ここで取り上げる「養魚」は、古代中国から伝わる、伝統的かつ合理的な魚(主に淡水魚)の養殖法のことをいう。またこの「養魚」は、その仕組みから「施肥混養」(施肥混养/shifeihunyang)とも称され、現在の中華人民共和国においても、養蚕業や稲作等の農業と兼ねあわせて営まれ続けている。
出典: 養魚 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0