変わり種
かわりだね
名詞
標準
something out of the ordinary
文例 · 用例
しかし世界の広い学界の中にはまれに変わり種の人間もいて、流行の問題などには目もくれず、自分の思うままに裸の自然に対面して真なるものの探究に没頭する人もあるから、いつの日にかこれらの物理学圏外の物理現象が一躍して中央壇上に幅をきかすことがないとも限らないであろう。
— 寺田寅彦 『物理学圏外の物理的現象』 青空文庫
「ほほうのう、ちっとこりゃ変わり種かもしれねえな」 つぶやきながら、じろじろと見ながめていた様子でしたが、やがてずばりと名人の断定するがごときことばが放たれました。
— 曲芸三人娘 『右門捕物帖』 青空文庫
」「おめえみたいな変わり種もたくさんねえといってるんだ。
— 七七の橙 『右門捕物帖』 青空文庫
その中を長いキセルでぽかりぽかりと悠長な煙を吐きながら、変わり種の清正が美人の妓生とぬれ場をひとしきり演ずるというのですから、ずいぶんと人を食った清正というべきですが、それよりももっと見物をあっといわした珍趣向は、そのぬれごとのせりふが全部朝鮮語であるということでした。
— 南蛮幽霊 『右門捕物帖』 青空文庫
ちとこれは変わり種だな」 あごをなでなでじろじろと目を光らして、その人体を子細に見調べました。
— のろいのわら人形 『右門捕物帖』 青空文庫
変わり種の名人はだがそうさせるのか、千人彫りの秘願といったその念願がそうさせるのか、まるで伊三郎は魂を奪われているかのようでした。
— 朱彫りの花嫁 『右門捕物帖』 青空文庫
が、私のことにすると、単に寄席の高座へばかり上がりたかったのではなく、一個、変わり種の落語家として、じつはあっぱれ宝塚の大舞台へ一枚看板で押し上がり、彼女を見返してやりたかったのだ。
— 正岡容 『わが寄席青春録』 青空文庫
圓馬夫人は文士というのは学者のような堅苦しいものであると確信し、その文士の中でも私のごときは進んで芸人社会へ飛び込んでいったりしている変わり種の存在であるという点を、当初に計算してかかられなかったため、いたずらにお互いが悲劇を将来してしまったのではある。
— 正岡容 『わが寄席青春録』 青空文庫
作例 · 標準
「このピザ、納豆とハチミツが乗ってるの?」「変わり種だけど、意外とクセになる味だよ」
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最近の自動販売機は変わり種が多くて、だし汁や昆虫食まで売っていて驚かされる。
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文房具屋の隅で見つけた、芯が七色に変化する変わり種の鉛筆を思わず衝動買いした。
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「今日のお弁当、母さんが変わり種の春巻きを作ってくれたんだ。中身はチョコバナナ!」
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標準
person with an unusual character or background
作例 · 標準
「あいつ、一流企業を辞めてからプロレスラーになったんだって?」「かなりの変わり種だよな」
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代々医者の家系で育ちながら、一人だけ探検家の道に進んだ彼は親戚中から変わり種扱いされている。
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「私の叔父は変わり種でね、定年退職した翌日に一人で無人島に移住しちゃったんだ」
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「彼は変わり種で、真冬でも半袖短パンで雪山に登るのが日課なんだよ」「えっ、信じられない!」
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