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飢餓感

きがかん
名詞
1
標準
(feeling of) hunger
文例 · 用例
逞しいのは食慾ではなく、飢餓感だったのだ。
織田作之助 大阪の憂鬱 青空文庫
さらに、永遠の後悔とは、飽くなき欲望が永久に満たされることがないという飢餓感にすぎないこと、また、燃え尽きた太陽を再び燃え上がらせるのは、消滅したおびただしい生命の不滅の情熱によってのみであることを悟る必要がある。
THE STONE BUDDHA 石仏 青空文庫
僕にとつて二年間もつづいた飢餓感覚は今もまだ僕を脅かしてゐるのだが、僕はその黄色なものの存在に対して子供らしい安心感を抱くやうになつた。
原民喜 災厄の日 青空文庫
人間が何百日間、飢餓感に堪へてゆけるか、衰弱して肺を犯されかけた男が何百日間、凄惨な環境に生きてゆけるものか、――そんなことを測定されてゐるのかもしれない。
原民喜 魔のひととき 青空文庫
もぎ取った実は幼児を肥らせたが、飢餓感は喰うほどにむしろ募っていった。
富田倫生 パソコン創世記 青空文庫
めくるめく変化と成長は巨大な幼児をますます肥らせ、彼の飢餓感をいっそう深めた。
富田倫生 パソコン創世記 青空文庫
それは、しじゅうつきまとって離れない飢餓感から、気をまぎらわせるという副次的な効果もそなえているのだった。
山川方夫 煙突 青空文庫
米がないと聞いたとたんに、先生の腹の中でくうくうという音がし、三日も食わずにいたような、激烈な飢餓感におそわれた。
山本周五郎 季節のない街 青空文庫
作例 · 標準
若い頃に経験した凄まじい挫折が、彼の中に「もっと上へ」という消えない飢餓感を植え付けた。
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リーグ戦で惨敗した翌日の練習、選手たちの目には勝利に対する強烈な飢餓感が宿っていた。
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どんなに富を得ても、彼は常に新しい知識や技術を求める精神的な飢餓感に苛まれている。
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