該
がい
接頭辞頻度ランク #34970 · 青空 350 例
標準
said
文例 · 用例
迸出の新鮮さといふ点からいふも、美の美しさといふ点からいふも、彼女の詩は後世が呼んで『純粋状態』の詩といふものに該当してゐる。
— 中原中也 『デボルド―※ルモオル』 青空文庫
云換れば、それらの西洋文学は、我々自身の現識或ひは我々の従来の文学で云つてゐたことの如何いふことに該当するか、その相関関係が十分に納得出来ないうちに、西洋文学の筆法だけを採用し、ともかく我々は筆を執つたのである。
— 中原中也 『撫でられた象』 青空文庫
以下該詩集に関するルネ・マルチノオ氏の論文の概要を記さうと思ふ。
— 中原中也 『トリスタン・コルビエールを紹介す』 青空文庫
ああ、もう東京はいやだ、殺風景すぎる、僕は北京に行きたい、世界で一ばん古い都だ、あの都こそ、僕の性格に適しているのだ、なぜといえば、――と、れいの該博の知識の十分の七くらいを縷々と私に陳述して、そうして間もなく飄然と渡支した。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
尤も該ノートの論旨を心得てゐれば心得てゐないよりは幾分宿命をいい方に転向させることが出来るといふものであらう。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
斯く云ひ来れば、甚だ分り切つたことを云つてゐるに過ぎないとも見えるが、斯く云はれるに該当する実情を思ひ合せられれば、分り切つたことばかりと云去れもしまい。
— 中原中也 『よもやまの話』 青空文庫
こんなに度々繰返される自然現象ならば、当該地方の住民は、とうの昔に何かしら相当な対策を考えてこれに備え、災害を未然に防ぐことが出来ていてもよさそうに思われる。
— 寺田寅彦 『津浪と人間』 青空文庫
そうして、今回の津浪の時に働き盛り分別盛りであった当該地方の人々も同様である。
— 寺田寅彦 『津浪と人間』 青空文庫