のろのろ
のろのろ
副詞副詞-と動詞-サ変頻度ランク #33945 · 青空 538 例
標準
slowly
文例 · 用例
罵るなら、ちゃんと罵るがいい」「からかってやしないよ」しずかにそう応えて、胸のポケットからむらさき色のハンケチをとり出し、頸のまわりの汗をのろのろ拭きはじめた。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
そして彼女がその籠を再び取り上げようとした途端、彼女の袖からは、長い錆びた鉤が、手の代りに、のろのろと、ややつこしい風に出てきて、そして籠の柄の上に、眞直に、そして正確に向つて行きました。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『巴里の手紙』 青空文庫
すると、その兩手の中からは、古い、長い、細い鉛筆が、實にのろのろと、出かかつてゐるのでした。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『巴里の手紙』 青空文庫
それでお訣れならお訣れとしようよ」「うん」「きっとよ、ね、きっと」「うん、うん」 そして、薫が萎れてのろのろと遠ざかって行くのが今さら身も世もなく、小初には悲しくなった。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
柵を開けてやると、彼女は大きな腹を地上に引きずりながら低く呻いてのろのろ外へ出た。
— 黒島伝治 『豚群』 青空文庫
牛や馬の群が、背に夕日をあびて、草原をのろのろ歩いていた。
— 黒島伝治 『渦巻ける烏の群』 青空文庫
もちろん貝がらだけでなく生きた貝で、箱の中へ草といっしょに入れてやるとその草の葉末を蓑虫かなんぞのようにのろのろはい歩いた。
— 寺田寅彦 『物売りの声』 青空文庫
それにすぐ古くさい歌やなんか思い出すしまた歌など詠むのろのろしたような昔の人を考えるからどうもいやだ。
— 宮沢賢治 『或る農学生の日誌』 青空文庫
作例 · 標準
渋滞で車がのろのろとしか進まない。
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亀がのろのろと道を横切っている。
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もっと早く歩いてよ、のろのろしてると遅刻するよ!
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