気宇
きう
名詞
標準
breadth of mind
文例 · 用例
気宇が大きく、しかも無限の抒情味に溢れている。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
籠り勝ちな家庭の女性の気宇を闊くしよう。
— 岡本かの子 『女性と庭』 青空文庫
飲酒は感激を呼び、気宇も高大になる。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
彼も本州の北端の宿へ来て、気宇が広大になつたのか、仰天するほどのおそろしい蛮声を張り上げた。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
さすがに、N君の気宇広大の蛮声には、度胆を抜かれたものらしい。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
版図の大を誇る鼻の一団は、智勇豪邁、気宇万軍を圧する鼻に従ってこれに殉じました。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
気宇|凜然として山河を凌銷し、万象|瑩然として清爽際涯を知らずと書物には書いてあります。
— 夢野久作 『狂人は笑う』 青空文庫
作者のレーニン的世界観の統一、政治的鍛練によって、自らそなわって来た独特の簡明さ、迫真力、革命的気宇の大さが、作品の深い光沢となってかがやき出そうとしている。
— ――誤れる評価との闘争を通じて―― 『同志小林の業績の評価に寄せて』 青空文庫
作例 · 標準
彼は気宇壮大な計画を掲げ、周囲の猛反対を押し切って新事業をゼロから立ち上げた。
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厳しい批判をさらりと受け流す彼の気宇の大きさに、同僚たちは深い感銘を受けた。
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「小さな失敗でいつまでもくよくよするな。もっと気宇を広く持って、次を待てばいい。」
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