縁石
えんせき異読 ふちいし・へりいし
名詞
標準
curb (stone)
文例 · 用例
「あの場所へ着いてすぐ、縁石の近くに、一台の馬車が残した二つの轍を見つけた。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
そこで小型のブルーム馬車が歩道の縁石に寄せて待っているはず、運転手は大きな黒の外套に赤襟の男だ。
— THE FINAL PROBLEM 『最後の事件』 青空文庫
」 そう言ってまもなく、馬の蹄の鋭い音、車輪が歩道の縁石に当たって軋む音が聞こえ、続いてベルが強く鳴り響いた。
— A SCANDAL IN BOHEMIA 『ボヘミアの醜聞』 青空文庫
西洋人の子供かのように、軽く足を踊らして人道の縁石の上を歩いていた。
— 豊島与志雄 『白日夢』 青空文庫
セェヌ河の左岸と中ノ島をつなぐサン・ミッシェルの橋がむこうに見えだしたとき、ランドリュは、なに気ないふうに上着の内かくしから出した手帳のようなものを車道へ捨て、縁石の裾にあいている排水溝の穴へそっと蹴込もうとした。
— 久生十蘭 『青髯二百八十三人の妻』 青空文庫
石田氏は、五十雄君と二人で芝生の縁石のうえに立って、消防局の活動をながめながら、「プールの水を使われると、高価いものにつくのだが」 と、ぶつぶついっていた。
— 久生十蘭 『我が家の楽園』 青空文庫
これゃ、本物だよ」 車寄せの縁石のところで車をとめると、二十四五ぐらいにもみえる海軍士官が降りてきて、この家は石田というのかときくから、そうですといってやった。
— 久生十蘭 『我が家の楽園』 青空文庫
荒れた花壇の縁石のそばで足をとめると、中村は、雲籠りの淡い月の光を浴びながら、ひきしまった威のある顔をこちらへむけた。
— 久生十蘭 『あなたも私も』 青空文庫
作例 · 標準
子供がボールを追いかけて、道路の縁石に飛び出した。
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歩道と車道の境にある縁石に、自転車の前輪が引っかかった。
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街路樹の根が伸びて、縁石が持ち上がっていた。
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ウィキペディア
縁石(えんせき、ふちいし、へりいし)は、車道と、歩道、安全地帯との境界線として、路肩に敷かれるコンクリートなどで作られた棒状の石の総称。コンクリートブロックとも呼ばれる。水路用管ブロックや水路用溝ブロックと一体になった種類もある。
出典: 縁石 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0