中葉
ちゅうよう
名詞副詞
標準
about the middle (of an era)
文例 · 用例
左肺が肺癆に罹つて大部分腐蝕してゐるのは誰れも認めてゐたが、一週間程前から右肺の中葉以上に突然起つた聽診的變調と、發熱と、腹膜肋膜の炎症とを綜合して考へて見ると粟粒結核の勃發に相違ないと堅く信じたのだ。
— 有島武郎 『實驗室』 青空文庫
彼れが診斷した通り中葉以上の患部の稍粗雜な海老茶色の表面には、咯啖樣の色をした粟粒がうざ/\する程現はれ出た。
— 有島武郎 『實驗室』 青空文庫
それは少年少女期の終り頃から、アドレツセンス中葉に対する一つの文学としての形式をとつてゐる。
— 宮沢賢治 『『注文の多い料理店』広告文』 青空文庫
それは少年少女|期の終りごろから、アドレッセンス中葉に対する一つの文学としての形式をとっている。
— 宮沢賢治 『『注文の多い料理店』新刊案内』 青空文庫
左様、何でも鎌倉時代の中葉、北條時宗頃の人でしたろう。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
それが少年期から壮年期へかけての、明治中葉期の進歩的な時代の風潮に目ざめた均平に、何かしら叛逆的な傾向をその性格に植えつけ、育った環境と運命から脱け出ようとする反撥心を唆らずにはおかなかった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
御覧なさいまし、『八犬伝』は結城合戦に筆を起して居ますから足利氏の中葉からです、『弓張月』は保元からですから源平時代、『朝夷巡島記』は鎌倉時代、『美少年録』は戦国時代です。
— 幸田露伴 『馬琴の小説とその当時の実社会』 青空文庫
それはちやうど十八世紀の啓蒙派の作品や、十九世紀のロマンチツク初期の作品は革命的文学であるけれども、同じブルジヨア的イデオロギイをもちながら、十九世紀中葉以後のブルジヨア作家の作品を革命的文学と呼ぶのが不適当であるが如くである。
— 平林初之輔 『諸家の芸術価値理論の批判』 青空文庫
作例 · 標準
その王朝は中葉に差し掛かり、平和な時代が続いていた。
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彼のキャリアは中葉を過ぎ、脂の乗り切った時期を迎えていた。
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古文書の中葉に、興味深い記述が発見された。
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標準
middle lobe (right lung)
作例 · 標準
医師はレントゲン写真を見て、右肺の中葉に影があることを指摘した。
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肺炎は肺のどの部分にも起こりうるが、右肺では中葉に発生しやすいと言われている。
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中葉の肺炎は、しばしば咳や発熱を伴います。
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