中頃
なかごろ
副詞名詞頻度ランク #21673 · 青空 512 例
標準
about the middle
文例 · 用例
その代りになるべき新しい利器を求めている彼の手に触れたのは、前世紀の中頃に数学者リーマンが、そのような応用とは何の関係もなしに純粋な数学上の理論的の仕事として残しておいた遺物であった。
— 寺田寅彦 『アインシュタイン』 青空文庫
よく訳のわかった巧者な実験家の教師が得られるならば中頃の学級からやり始めていい。
— 寺田寅彦 『アインシュタインの教育観』 青空文庫
更に平安朝ばかりでなく奈良朝の末の方になると大分混乱が見えて来ているのでありまして、殊に或る仮名になると奈良朝の中頃から終頃になると全く区別がなくなったのではないかと思われるものもあるのであります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
この「にき」は疑問ですが、平安朝の中頃には促音は多分使われたであろうと思います。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
(明治四十年十一月十六日『東京朝日新聞』) 三十九 赤茄子の伝来 洋食に用いるトマトの来歴を調べた人の説によると、この植物は十六世紀の中頃に南米ペルーからスペインあるいはポルトガルに渡りそれから欧洲に拡がったものである。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
真中頃で、向岸から駆けて来た郵便|脚夫と行合って、遣違いに一緒になったが、分れて橋の両端へ、脚夫はつかつかと間近に来て、与吉は彼の、倒れながらに半ば黄ばんだ銀杏の影に小さくなった。
— 泉鏡花 『三尺角』 青空文庫
夜中頃、困憊してうとうとしかけた慧鶴の耳に火口から東海面へ二度ほど何やら弾ねる音がして、夜目にも火口の火気は急に衰えた。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
そこで戦争の中頃からは一面に塹壕を掘って辛抱くらべを始めました。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
作例 · 標準
彼はいつも月の初めではなく、中頃に家賃を払う。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼女は小説の中頃まで読み進めて、一度休憩した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
夏の中頃は、一年で一番暑い時期だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash