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文芸雑誌

ぶんげいざっし
名詞
1
標準
literary magazine
文例 · 用例
昭和八年五月、偶然のことより文芸雑誌「紀元」同人となる。
中原中也 我が詩観 青空文庫
仕方なしに一番安い文芸雑誌を買う。
梶井基次郎 泥濘 青空文庫
同時にまた「国民小説」「新小説」「明治文庫」「文芸倶楽部」というような純文芸雑誌が現われて、露伴紅葉等多数の新しい作家があたかもプレヤデスの諸星のごとく輝き、山田美妙のごとき彗星が現われて消え、一葉女史をはじめて多数の閨秀作者が秋の野の草花のように咲きそろっていた。
寺田寅彦 科学と文学 青空文庫
」 ふところから、新刊の文芸雑誌を出して、パラパラ頁を繰って、その、僕の名前の出ているところを捜している様子である。
太宰治 眉山 青空文庫
ドストイエフスキイやジイドや梶井基次郎などを読んだほかには、月月の文芸雑誌にどんな小説が発表されているかも良く知らなかった。
織田作之助 わが文学修業 青空文庫
△私は以前から小っぽけな純文芸雑誌発刊の希望を胸ふかく抱いています。
――三月十九日夜――  山頭火 鎖ペンを握って 青空文庫
葉子の良人戯画家坂本は、元来、政治家や一般社会性の戯画ばかり描いて居たが、その前年文学世界という純文芸雑誌から頼まれて、文壇戯画を描き始めて居た。
岡本かの子 鶴は病みき 青空文庫
そうしてその翌る年には、他のかなり有名な文芸雑誌などから原稿の依頼を受けたりしていたが、原稿料は、あったり無かったり、あっても一枚三十銭とか五十銭とか、ひどく安いもので、当時最も親しく附き合っていた学友などと一緒におんでやでお酒を飲みたくても、とても足りない金額であった。
太宰治 十五年間 青空文庫
作例 · 標準
直木賞候補にノミネートされた話題の新人賞の発表号となると、その老舗の文芸雑誌は発売日の朝には駅前の書店から綺麗に姿を消してしまう。
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彼は発行部数の落ち込んでいた文芸雑誌で若くして編集長に抜擢され、大胆な企画で数々のベストセラー作家を発掘し、見事に雑誌を立て直した。
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休日の午後に落ち着いた雰囲気の喫茶店で美味しいコーヒーを飲みながら、今月発売されたばかりの分厚い文芸雑誌の連載小説をゆっくりと読むのが私の至福の時間だ。
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ウィキペディア

文芸雑誌(ぶんげいざっし)とは、雑誌の一種で、書評や評論、小説・詩歌・随筆などの短い作品を中心に掲載するもので、同人の間で刊行されてきたものや、個人や出版社などが発行人となり、原稿を文芸家に依頼したり、一般から募集するものなどがある。内容はいわゆる「文学」だけでなく、美術・音楽・漫画・旅行・料理・哲学・思想などにおよぶものもある。また企画を組み、テーマに合わせた文章や関連事項などを扱い、研究などの発表にも多く利用される。

出典: 文芸雑誌 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0