近作
きんさく
名詞
標準
recent work
文例 · 用例
こんど河出書房から、近作だけを集めた「女の決闘」という創作集が出版せられた。
— 太宰治 『自作を語る』 青空文庫
その文中で花袋の近作、紀行文集『草枕』の中の事実に合っていない個所を注意した。
— ――田山花袋氏―― 『紀行文家の群れ』 青空文庫
この心理を巧みに映畫で描いたものが、チャップリンの近作「街の灯」であつた。
— 萩原朔太郎 『酒に就いて』 青空文庫
△歌の数は最近作十首内外ということにしたい。
— ――三月十九日夜―― 山頭火 『鎖ペンを握って』 青空文庫
そして十首内外ならば、ほぼ、或る纏った気分を現わすことも出来ようし、また最近作として置けば季を限る必要はない。
— ――三月十九日夜―― 山頭火 『鎖ペンを握って』 青空文庫
――田螺公)五首ずつ集 最近作二月末日〆切 五首 (題□□□)佐波郡三田尻駅前浴永不泣子宛(椋鳥会『初凪』 大正二年一月)
— 種田山頭火 『雑信(二)』 青空文庫
私は四、五はい水を飲んで、さらにもう一冊の創作集を取り上げ、「走れメロス」という近作を大声で読んでみました。
— 太宰治 『みみずく通信』 青空文庫
おれは友人の近作について饒舌をふるつた。
— 太宰治 『陰火』 青空文庫