旧作
きゅうさく
名詞頻度ランク #32328 · 青空 98 例
標準
old work
文例 · 用例
そこで、私としては、良心を澄ませる、即ち謙虚な気持を修熟させることが第一だと思ひ、従つて、当分発表するものは、旧作であるから、それがつまらないからといつて、如上の考へをも愚であるとされたくない。
— 中原中也 『詩壇への抱負』 青空文庫
一、集中二、三の旧作は目下の著者の芸術的信念や思想の上から見て飽き足らないものである。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
河竹新七がその旧作を改訂せるものにて、団十郎の河内山、菊五郎の直侍、左団次の金子市之丞、半四郎の三千蔵、梅五郎の按摩丈賀など、いずれも無類の出来と賞讃せらる。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
「近いうちに旧作の印税がはいることになっている。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
△放浪によりてえたる貧しき収穫より――旧作□美しき人を泣かして酒飲みて調子ばづれのステヽコ踊る旅籠屋の二階にまろび一枚の新聞よみて一夜をあかす酒飲めど酔ひえぬ人はたゞ一人欄干つかみて遠き雲みる酔覚の水飲む如く一人に足らひうる身は嬉しからまし △ △ △△先日の句会では愉快でした。
— 種田山頭火 『雑信(二)』 青空文庫
――今は死ぬるばかりと掌を合せ 山のみどりに見入りたりけむ旧作は新作だ!
— 広島・尾道 『行乞記』 青空文庫
木下君は今や人間のありとあらゆる幸福を、いや全人類の青春を一人で背負って立っているようなものです」 彼はすっかり韻文の調子で云って、それから、彼の旧作の詩らしいものを、昔風の朗吟の仕方で謡った。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
だが繰り返して云う、この作はやや旧作に属するものである。
— 岡本かの子 『百喩経』 青空文庫
作例 · 標準
この監督の旧作を先日DVDで観たら、今の作品とはまた違った魅力があった。
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彼は新作よりも、あえて昔のロックバンドの旧作ばかりを聴いている。
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この美術館では、有名な画家の旧作から最新作まで幅広く展示されている。
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