分岐
ぶんき
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #11123 · 青空 164 例
標準
divergence
文例 · 用例
大沢が、濶く、峡間に延びて、峡流の分岐したのが、幾筋となく蜿ねり、枯木が、踏み砕かれた、肋骨のようになって、何本も仆れている。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
手に取って見ると、白く柔らかく、少しの粘りと臭気のある繊維が、五葉の星形の弁の縁辺から放射し分岐して細かい網のように拡がっている。
— 寺田寅彦 『烏瓜の花と蛾』 青空文庫
人道主義の砲弾でさえ影を潜めて民族に対する愛着をなくした支那の現在が資本家とプロレタリアに分岐されず、国内に小協商、小同盟を作ってプチ・ブルジョワの戦が始められるのです。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
横坑から分岐した竪坑や、斜坑には、あわてゝ丸太の柵を打ちつけた。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
されば三味線堀は今も既に不忍の池の余水を受くるといへども、なほこれを修治拡大して立派なる渠となし、また一路を分岐せしめて、竹町仲徒士町等を経て南の方秋葉の原鉄道貨物取扱所構内の水路に通じ、神田川に達するに至らしめなば、漕運の利は必ずしも大ならずとするも衛生上の益は決して尠少ならざるべし。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
こはいはゆる三角洲に人為の修築を加へたるものにして、これがために川おのづから分岐して海に入るの勢を生ず。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
永代橋より下流は川幅甚だ濶く、かつ上に説けるが如く分岐して二となるを以て、便宜上先づ西流東流の二つに分ちて記すべし。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
次には、固体元子は曲がりあるいは分岐しているのに対して液体の元子は丸くなめらかであるとしている。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
作例 · 標準
このプロジェクトの成功と失敗の分岐点は、まさにあの時の判断にあったと思う。
Illusions AI · gemini-3.1-pro-preview
プログラムの条件分岐が複雑すぎて、どこでエラーが起きているのか特定するのに時間がかかっている。
Illusions AI · gemini-3.1-pro-preview
山道の途中で道が二つに分岐していたので、地図を取り出して慎重にルートを確認した。
Illusions AI · gemini-3.1-pro-preview
ウィキペディア曖昧さ回避
分岐(ぶんき)、分岐点(ぶんきてん) 分かれること。分かれる地点。 河川 分流 合流 陸上交通 ジャンクション (道路) ジャンクション (鉄道) 複素解析における分岐切断は、多価関数を複素平面上で定義する場合に現れる。分岐切断の端点を分岐点と呼ぶ。 代数学、数論、代数幾何学、幾何学で使う分岐は、ほとんど全ての点では被覆空間が共通なファイバーを持つが、分岐点では被覆空間が退化するような構造を持つ。 分岐群 (数学) 付値の分岐理論 分岐学 分岐 (力学系) - 力学系における、パラメータ変化によって起こされる解の振る舞いの定性的変化。 分岐命令 - 機械語の命令の1つ。 コンピュータプログラムにおける条件分岐。制御構造を参照。 あるソフトウェア開発プロジェクトから分岐して、別のプロジェクトを作ること。フォーク (ソフトウェア開発)を参照。 分岐器 - 鉄道において、走行する車両を、2方向以上の異なる線路へ案内する仕組み。通称「ポイント」「転轍機」。 分岐器 - テレビのアンテナ線などの配線において、信号の一部を分ける部品。 分岐点 (漫画) - 藤子・F・不二雄の短編作品 分岐点 (アルバム) - 吉岡秀隆のアルバム。
出典: 分岐 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0