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経路

けいろ
名詞頻度ランク #8310 · 青空 447
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文例 · 用例
その捜索の経路の中に数限りもない過去の夢のような影像が眼前を通過するのであります。
寺田寅彦 書簡(※) 青空文庫
今ここで問題にしようというのは、『古事記』の中の古い歌謡から現在の短歌への進化の経路を追跡しようというのではなくて、反対にこれらの古い歌謡と先祖を同じくする遠い親類のようなものが何処か大陸にありはしないかということである。
寺田寅彦 短歌の詩形 青空文庫
例えば馬の鞍の形をなせる曲面の背筋の中点より球を転下すれば、球の経路には二条の最大公算を有するものあるべし。
寺田寅彦 自然現象の予報 青空文庫
地名は保存されつつ永い年代の間に転訛する、一方で吾々の通用語はまたこれと別の経路を取って変遷するからである。
寺田寅彦 土佐の地名 青空文庫
その電線の経路九十二マイルの間は近辺の樹林を切り開き、また人の近づかぬように不断|巡邏している。
寺田寅彦 話の種 青空文庫
これらの事実は植物に関することであるが、しかしまた、日本国民を組成しているいろいろな人種的民族的要素の出所とその渡来の経路を考察せんとする人々にとってはこの植物界の事実が非常に意味の深い暗示の光を投げかけるものと言わなければならない。
寺田寅彦 日本人の自然観 青空文庫
大きな長方形の真空ガラス箱内の一方にB教授が「テレラ」と命名した球形の電磁石がつり下がっており、他の一方には陰極が插入されていて、そこから強力な陰極線が発射されると、その一道の電子の流れは球形磁石の磁場のためにその経路を彎曲され、球の磁極に近い数点に集注してそこに螢光を発する。
寺田寅彦 B教授の死 青空文庫
だんだん目が馴れて来ると弾が上がって行く途中の経路を明瞭に認める事が出来る、そして破裂する時に、先ず一方へ閃光のように迸り出る火焔も見え、外被が両分して飛び分れるところも明らかに見る事が出来る。
寺田寅彦 雑記(2) 青空文庫
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