技芸
ぎげい
名詞
標準
arts
文例 · 用例
天地万有が活きて動いて変化している間はこの力学の応用はあらゆる学術技芸に一日も欠く事は出来ぬ。
— 寺田寅彦 『相撲と力学』 青空文庫
既に、今日の教育と云うものが、学問的に偏し、技芸的に偏し、人格的精神的の教育が欠如して居るかと思ふ。
— 伊藤左千夫 『家庭小言』 青空文庫
ことにワキ師の無気力と、チョコチョコ技芸を無用視している処なぞ、思わず襟を正すものがある。
— 夢野久作 『道成寺不見記』 青空文庫
以上の理想を実現させるためには新聞社はあらゆる実務や学術技芸はもちろん一般思想上の各方面について第一流の人たちを記者として網羅しなければならない。
— 寺田寅彦 『一つの思考実験』 青空文庫
太夫滝の白糸は妙齢一八、九の別品にて、その技芸は容色と相称いて、市中の人気山のごとし。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
容貌技芸共にすぐれ、前途多望と称せられたる女形なり。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
彼はこの間に持って生れた器用さから、趣味の技芸なら大概のものを田舎初段程度にこなす腕を自然に習い覚えた。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
」……技芸天九「父は或県の書記官でした。
— 泉鏡太郎 『神鑿』 青空文庫