脱線
だっせん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #9013 · 青空 384 例
標準
derailment
文例 · 用例
何の事はない、脱線して斜になった機関車が、惰力で二十間も飛んだ、と云った風な歩きっ振りであった。
— 葉山嘉樹 『坑夫の子』 青空文庫
以上は新春の屠蘇機嫌からいささか脱線したような気味ではあるが、昨年中頻発した天災を想うにつけても、改まる年の初めの今日の日に向後百年の将来のため災害防禦に関する一学究の痴人の夢のような無理な望みを腹一杯に述べてみるのも無用ではないであろうと思った次第である。
— 寺田寅彦 『新春偶語』 青空文庫
レビュー見学のノートから脱線してつい平生胸に溜まっていた教科書の不平をこぼしてしまったが、こういう脱線もまた一つのレビュー的随感録の一様式中の一景として読者の寛容を願いたいと思う。
— 寺田寅彦 『マーカス・ショーとレビュー式教育』 青空文庫
のみならずこのシュテンドウシがアラビアから来たマレイ語で「恐ろしき悪魔」という意味の言葉に似ており、もう一つ脱線すると源頼光の音読がヘラクレースとどこか似通ってたり、もちろん暗合として一笑に付すればそれまでであるが、さればと言って暗合であるという科学的証明もむつかしいような事例はいくらでもある。
— 寺田寅彦 『化け物の進化』 青空文庫
これは少し脱線であるが、珊瑚礁を作るような珊瑚のうちに、上記の噴泉塔とも類似し、またシャボテンのうちに瓜のような格好で、縦に深く襞のはいったのがある、あれともいくらか似た形のものがある。
— 寺田寅彦 『自然界の縞模様』 青空文庫
また少し脱線ではあるが雲紋竹と称して、竹の表面に褐色の不規則な輪紋を呈したものがある。
— 寺田寅彦 『自然界の縞模様』 青空文庫
右の目の格好を一生懸命にかいてだいたいよくなったと思って少し離れて見るとその目だけが顔とは独立に横に脱線したりつり上がりねじれなどした。
— 寺田寅彦 『自画像』 青空文庫
話は脱線するが、最近に見た新発明の方法によると称する有色発声映画「クカラッチャ」のあの「叫ぶがごとき色彩」などと比べると、昔の手織り縞の色彩はまさしく「歌う色彩」であり「思考する色彩」であるかと思われるのである。
— 寺田寅彦 『糸車』 青空文庫
作例 · 標準
積雪のため、列車が脱線する事故が発生した。
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信号の不具合が原因で、貨物列車が脱線したらしい。
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脱線した車両の復旧作業が、夜通し行われた。
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標準
digression
作例 · 標準
話が面白くてつい脱線してしまったが、本題に戻ろう。
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講演中に脱線しすぎると、聴衆がついてこられなくなることがある。
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彼の話はいつも脱線が多いが、それがまた魅力でもある。
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