本筋
ほんすじ
名詞頻度ランク #21273 · 青空 325 例
標準
main thread (of a story)
文例 · 用例
『春色恋白浪』に「鼠色の御召縮緬に黄柄茶の糸を以て細く小さく碁盤格子を織|出したる上着、……帯は古風な本国織に紺|博多の独鈷なし媚茶の二本筋を織たるとを腹合せに縫ひたるを結び、……衣裳の袖口は上着下着ともに松葉色の様なる御納戸の繻子を付け仕立も念を入て申分なく」という描写がある。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
『春色恋白浪』に「鼠色の御召縮緬に黄柄茶の糸を以て細く小さく碁盤格子を織出したる上着、……帯は古風な本国織に紺博多の独鈷なし媚茶の二本筋を織たるとを腹合せに縫ひたるを結び、……衣裳の袖口は上着下着ともに松葉色の様なる御納戸の繻子を付け仕立も念を入て申分なく」という描写がある。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
話の本筋が燃えたと思ふと、直ぐそれは作者の亢奮に燻る。
— 『青空』記事 『「青空語」に寄せて(昭和二年一月號)』 青空文庫
それはかの作を甚だ讀みづらくさせてゐる(が作者が讀者を燻さうとしたらしいことは、その本筋の振はないことでも感じられる)。
— 『青空』記事 『「青空語」に寄せて(昭和二年一月號)』 青空文庫
丙は数理の応用が最高の科学的の仕事だと考えている間に、丁は実験や測定こそ真に貴重な科学の本筋であると考えているのを発見するであろう。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
また一方では、相当な科学者の書いたものでも、単に読者の退屈を紛らすためとしか思われないような、話の本筋とは本質的になんの交渉もないような事がらを五目飯のように交ぜたり、空疎な借りもののいわゆる「美文」を装飾的に織り込んだりしたようなものもまた少なくはないようである。
— 寺田寅彦 『科学と文学』 青空文庫
そうしてそれらの技術官は一国の政治の本筋に対して主動的に参与することはほとんどなくて、多くの場合には技術にうとく理解のない政治家的ないし政治屋的為政者の命令のもとに単に受動的にはたらく「機関」としての存在を享楽しているだけである、と言ってもあまりはなはだしい過言とは思われない状態である。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
会話は自然に纏まって本筋に流れこんだ。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
作例 · 標準
話が脇道に逸れてしまったが、そろそろ議論を本筋に戻すことにしましょう。
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その伏線は物語の本筋とはあまり関係がないが、読者の想像力をかき立てる。
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彼の説明は細かい部分にこだわりすぎていて、肝心の本筋が見えてこない。
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