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脱船

だっせん
名詞動詞-サ変
1
標準
jumping ship
文例 · 用例
』 こうして私の前にどっかと――じっさいどっかという親分的態度をもって――腰を下ろしたアンリ・アラキは、どういうものか最初から私を「馬耳塞から脱船してきた下級船員」に決めてかかっていたのだ。
ノウトルダムの妖怪 踊る地平線 青空文庫
途中で、脱船しなくちゃ……」「そうだよ。
寺島柾史 怪奇人造島 青空文庫
脱船か奪船か 虎丸は、案の定、北千島の無人島オンネコタン島近海で、白昼公然とラッコやオットセイを密猟した。
寺島柾史 怪奇人造島 青空文庫
はやく、その麻紐を、手元へ引ぱれ」 そうだ、麻紐の一端が、脱船水夫の竹見の片手を、しっかりと捉えているのだ。
海野十三 火薬船 青空文庫
どうにでもしろと、こっちも中ッ腹になっているところへ、ボートがノーマ号に出かけることになったが、こいつがまた虎船長から、はっきり停められてしまったので、どうせ怒られ序だとおもって、脱船をしてしまったのである。
海野十三 火薬船 青空文庫
竹見の奴が、脱船したい一心で、火薬船などと手前をつくろう手もないではないからのう」 事務長は、髭面には似合わず、少女のようにはじらいながら、「どうもソノ、あの場合ぐずぐずしていると、こっちの部下たちが、みんな海の中に、なげこまれそうになったもんでしてナ。
海野十三 火薬船 青空文庫
そして水兵等は大切な航海へ出發する前日は、營舍内から出ることを固く禁ぜられてゐる、(これは一寸考へると、寧ろ殘酷な習慣のやうに思はれるが、出征せんとする間際に、水兵等が陷り易い脱船に對する必然の豫防である。
PECHEURS D'ISLANDE 氷島の漁夫 青空文庫
作例 · 標準
経営不振で、多くの社員が会社から脱船していった。
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船が沈み始めたとき、乗組員たちは必死に脱船しようとした。
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彼は、不利だと感じたらすぐに組織から脱船するタイプだ。
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