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法主

ほっす異読 ほっしゅ・ほうしゅ
名詞
1
標準
high priest
文例 · 用例
「やア、どうも、わざわざ御足労ねがって……」 と、司法主任は小田に番茶をすすめながら、「――実は梶鶴雄のことで、一寸おききしたいんですが……」「はあ。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
法主任の言うのはこうだった。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
鶴雄君と、四条で別れたのは」「それまでずっと一緒に行動されてたんですね」「ええ」「ふーん」 と、司法主任は考えこんでいたが、やがて、「小郷が殺されたのは、しかし、二時半頃ですよ」 と言った。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
「――ちゃんと、アリバイが出来ています」「もし、あなたのおっしゃったことが、本当だとすれば、そうですね」 と、司法主任は言った。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
全部、梶君の口から聴いたことと、僕自身見聞したことばかりです」「そうですってね」「どうして、それをご存知なんですか」「いや、実は山吹先生からききました」 と、司法主任は言った、「――山吹先生は梶鶴雄の受持の先生でしょう」「ええ」「だから梶君のことをききに行ったんですよ。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
そしたら、梶君の行動は小田君が知っている筈だから小田君にきけばいいでしょう――と小田さんの小説の計画のことを伺ったんです」「なるほど……」「じゃ、ちょっと拝見」 司法主任は小田のノートを熟読した。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
完全なアリバイでしょう」「そうですね」 司法主任の言葉を聞いて小田はほっと安心して、「これで梶鶴雄に掛った嫌疑は晴れたのだ」 と思わず表情も明るくなったが、ふと、「――じゃ、犯人は君勇なのか」 と、思うと、急にまた眉が曇った。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
「さアどうでしょうかな」 と、司法主任はそのことには触れず、「この相馬弓子という女性は、本当に掏摸なんですか」 と、いきなり言った。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
作例 · 標準
宗派の最高責任者である法主が、本堂で行われる重要な法要を執り行った。
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法主の言葉を一言も聞き漏らすまいと、信徒たちは静かに耳を傾けた。
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「来月、法主様がこの地方の寺院を巡回されることになったそうだ」
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ウィキペディア

法主 とは、仏教においてその教義を護持してその教えの要となるべき人を指し、転じて宗派(宗門)・教団の最高指導者(首長)を指すようになった。

出典: 法主 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0