葯
やく
名詞頻度ランク #13365 · 青空 41 例
標準
anther
文例 · 用例
ウツボグサの紫花の四本の雄蕊は尖端が二た叉になっていて、その一方の叉には葯があるのに他の一方はそれがなくて尖ったままで反り曲っている。
— 寺田寅彦 『高原』 青空文庫
そのときに始めて気のついたことは、この花のおしべが釣り針のように彎曲してその葯を花の奥のほうに向けていること、それからめしべの柱頭はおしべよりも長く外方に飛び出してしかもやはり同じように曲がっているということである。
— 寺田寅彦 『沓掛より』 青空文庫
(六月十八日) 先頃の『葯房漫艸』に美の事を論じて独りぎめになつては困るといふやうな事を書いてあつたと思ふ。
— 正岡子規 『墨汁一滴』 青空文庫
やや事情を異にするが、清の乾隆五十一年(西暦一七八六)の「壻誣告妻父給毒葯。
— 桑原隲藏 『支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道』 青空文庫
そしてその葯は白色で外方に向かって開裂し花粉を吐くのである。
— 牧野富太郎 『カキツバタ一家言』 青空文庫
中央に一花柱があって三つに分れ、その枝は萼片の上により添うて葯を覆い、その末端に二裂片があってその外方基部のところに柱頭がある。
— 牧野富太郎 『カキツバタ一家言』 青空文庫
花中に在る多雄蕊は本は相連合して筒の様に成り花冠と合体し葯は黄色の花粉を吐く。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
そしてその葯は白色で外方に向って開裂し花粉を吐くのである。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
作例 · 標準
理科の実験でツツジの花を解剖し、葯の中に詰まっている花粉を観察した。
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葯が割れて黄色い粉が飛び散る様子を、顕微鏡で拡大して見た。
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植物学の授業で、雄しべの先端にある葯の役割について学んだ。
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