渓谷
けいこく
名詞頻度ランク #19106 · 青空 455 例
標準
valley (with a river running through it)
文例 · 用例
大雪田の石の峰を超えて、三角点の下に来た、木曾山脈を西に控えて、その間の高原を、天竜川が白く流れ、仙丈岳は渓谷を隔てて、その頂上の、噴火口と擬いそうな欠けたところが、大屋根の破風のように聳えて、霧を吐く窓になっている。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
/\:二倍の踊り字(「く」を縦に長くしたような形の繰り返し記号)(例)おそる/\------------------------------------------------------- 上 あくまでも蒼く晴れ上つた空であり、渓谷には微風さへもない。
— 葉山嘉樹 『運動会の風景』 青空文庫
去年の秋の所見によると塩尻から辰野へ越える渓谷の両側のところどころに樹木が算を乱して倒れあるいは折れ摧けていた。
— 寺田寅彦 『颱風雑俎』 青空文庫
園内の渓谷に渡した釣り橋を渡って行くとき向こうから来た浴衣姿の青年の片手にさげていたのも、どうもやはり「千曲川のスケッチ」らしい。
— 寺田寅彦 『あひると猿』 青空文庫
自分もせいぜい長生きする覚悟で若い者に負けないように銀座アルプスの渓谷をよじ上ることにしたほうがよいかもしれない。
— 寺田寅彦 『銀座アルプス』 青空文庫
汽車の歌志内の渓谷に着いた時は、雨全く止みて日は将に暮れんとする時で、余は宿るべき家のあてもなく停車場を出ると、流石に幾千の鉱夫を養ひ、幾百の人家の狭き渓に簇集して居る場所だけありて、宿引なるものが二三人待ち受けて居た。
— 國木田独歩 『空知川の岸辺』 青空文庫
しかし自分の眼底にはかの地の山岳、河流、渓谷、緑野、森林ことごとく鮮明に残っていて、わが故郷の風物よりも幾倍の色彩を放っている。
— 国木田独歩 『小春』 青空文庫
しかし、鬼怒の渓流は天下に紹介しても恥ずかしからぬ、壮大な、雄偉な、しかして変化に富める渓谷であると思った。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
作例 · 標準
ハイキングコースの途中には、美しい渓谷が広がっていた。
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その渓谷は、手つかずの自然が残る秘境として知られている。
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川沿いの渓谷を散策するのが、休日の楽しみだ。
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