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船医

せんい
名詞
1
標準
ship's doctor
文例 · 用例
21 船医が診察する。
渡辺温 氷れる花嫁 青空文庫
私と庄亮とはO氏やA博士やH君夫妻を向う斜めに見わたせる、船舶課側の窓際のクッションに凭れる、末席の方だが、このテエブルには若い船医や京都府の警部さんのA君やと大概は同席である。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
船員はつかつかとそこにはいって、いきなり勢いよく医務室の戸をノックすると、高いダブル・カラーの前だけをはずして、上着を脱ぎ捨てた船医らしい男が、あたふたと細長いなま白い顔を突き出したが、そこに葉子が立っているのを目ざとく見て取って、あわてて首を引っ込めてしまった。
有島武郎 或る女 青空文庫
わたしは今ちょっと」 と船医は姿を見せずに答えた。
有島武郎 或る女 青空文庫
「こりゃいったい船医の私室なんですが、あなたのためにお明け申すっていってくれたもんですから、ボーイに掃除するようにいいつけておきましたんです。
有島武郎 或る女 青空文庫
ちょっと船医も御紹介しておきますで」「まあそんなに荒れますか」 と田川夫人は実際恐れたらしく、葉子を顧みながら少し色をかえた。
有島武郎 或る女 青空文庫
事務長は事もなげに、「暴けますんだずいぶん」 と今度は葉子のほうをまともに見やってほほえみながら、おりから部屋を出て来た興録という船医を三人に引き合わせた。
有島武郎 或る女 青空文庫
葉子は思わず羞恥から顔を赤らめて、引き出した派手な浴衣を楯に、しだらなく脱ぎかけた長襦袢の姿をかくまいながら立ち上がって振り返って見ると、それは船医だった。
有島武郎 或る女 青空文庫
作例 · 標準
船医は乗客の軽傷を治療した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
ウィキペディア

船医(せんい)とは、客船、遠洋航海の漁船、貨物船などに乗船して医療を行う医師のことである。補佐のために乗り込む看護師は単に『看護師』と呼ばれる。

出典: 船医 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0