世継ぎ
よつぎ
名詞
標準
heir
文例 · 用例
事象の夫の世話を藉りずにどし/\表現の世継ぎを生むからである。
— 岡本かの子 『雪』 青空文庫
小便引っかけられやがったヤーイ」四 船が向う岸に着くと、小僧は十三人を船から卸して、家はどこだと聞いて見ると、皆この国の都の貴い人々の子供ばかりで、中にも一番小さい七つになる児は天子様のお世継ぎの太子様であった。
— 夢野久作 『猿小僧』 青空文庫
病間夜詰と、きまった時、仙波八郎太は「寛之助様は御世継ぎじゃで、もしものことが、おありなされたら、ここの敷居を跨げると思うな」 と、云い渡した。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
世継ぎの若君が変死したとあっては、上に対しても面伏せである。
— 国枝史郎 『八ヶ嶽の魔神』 青空文庫
」「よく私には解りませんが」「当家のお世継ぎはどなたであったな?
— 国枝史郎 『八ヶ嶽の魔神』 青空文庫
」「そういう意味でございます」「しかしお世継ぎがないとあっては、内藤家は断絶する」「大変なことでございますな」「大変なことさ。
— 国枝史郎 『八ヶ嶽の魔神』 青空文庫
だからどうしても他の方面から、至急お世継ぎを持って来なければならない」「ははあ、ご養子でございますかな?
— 国枝史郎 『八ヶ嶽の魔神』 青空文庫
油断をすると今夜にもやられる」北山はキッと眼を据えたが、「あいつらの目的とするところは、内藤家乗っ取りの陰謀だからな、ご長男様ご次男様、お二人がなくなられるとお世継ぎがない。
— 国枝史郎 『八ヶ嶽の魔神』 青空文庫
作例 · 標準
王位「世継ぎ」問題は、長年王国の安定を脅かしてきた。
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彼は、一族の事業を継ぐ「世継ぎ」として期待されている。
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歴史ドラマでは、王家の「世継ぎ」争いが物語の中心となることが多い。
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