相続人
そうぞくにん
名詞
標準
heir
文例 · 用例
「御子息様には御兄弟がございませんか」「ひと粒だねの相続人、それゆえに主人は勿論、われわれ一同もなおなお心配いたして居る次第、お察しください」 忠義な用人の眉はいよいよ陰った。
— 朝顔屋敷 『半七捕物帳』 青空文庫
一粒きりの家の相続人であり、母の唯一の頼りである倉持のことだから、それも事によると巧く行かないとも限らないとは思いながらも、銀子はその気になれなかった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
どっちも相続人ということであれば、貴女が結婚しようと思っても、親御さんが不承知でしょう。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
イヤそれどころでは無い、太郎将弘が早世したから、将門は実際良将の相続人として生長したのである。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
豊島家には元来、姉と弟とありまして、弟が相続人です。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
わたしの家へ出入りする学生は夫人の妹の次男で、ゆくゆくは田宮家の相続人となって、伯母の夫人を母と呼ぶことになるらしい。
— 岡本綺堂 『鰻に呪われた男』 青空文庫
それから四年目の慶応二年に、隠居の勘十郎は世を去って、相続人の勘次郎が名実ともに邦原家の主人となった。
— 岡本綺堂 『兜』 青空文庫
それですから、井戸屋の家はあの通り立派に続いているけれども、代々の相続人はみな他人で、おなじ血筋が二代続いていないのです。
— 岡本綺堂 『経帷子の秘密』 青空文庫
作例 · 標準
彼は亡くなった叔父の唯一の相続人となった。
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複数の相続人がいる場合、遺産分割の話し合いが必要だ。
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その資産の相続人を特定するのに時間がかかった。
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