閑居
かんきょ
名詞動詞-サ変
標準
quiet and secluded life
文例 · 用例
閑居鳥寺見ゆ麦林寺とやいふ 夏の日の田舎道、遠く麦畑の続いた向うに、寺の塔が小さく見える。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
空では高く、閑居鳥が飛んでるのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
多くの巴里人のならわし通りこの男も老後を七、八十|里巴里から離れた田舎へ恰好な家を見付けて買取り、コックに一人の女中ぐらい置いて夫婦の後年を閑居しようという人達だ。
— 岡本かの子 『巴里の秋』 青空文庫
津田君はかつて桃山に閑居していた事がある。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
白秋氏を通じて聞く所によれば、この物侘しい先輩の閑居を、それでも時々訪ねてくる地方の文學青年があるさうである。
— 萩原朔太郎 『蒲原有明氏の近況を聞いて』 青空文庫
また紹巴が「誰か参りて御閑居を御慰め申しまするぞ」と問うた。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
其処がすなはち長柄川の閑居だつた。
— 岡本かの子 『上田秋成の晩年』 青空文庫
自分も六十に手が届くやうになり、田舎の閑居で退屈まぎれに、同棲三十年近くで、はじめて妻といふ女を見直して見るのであつた。
— 岡本かの子 『上田秋成の晩年』 青空文庫
作例 · 標準
都会の喧騒を離れ、山奥で閑居を送るのが彼の長年の夢だった。
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退職後は、趣味に没頭し、静かな閑居を味わいたいと考えている。
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彼女は、世間から離れて、自らの内面と向き合うための閑居を選んだ。
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静かな田舎町で、古民家を改築して閑居を営むのが理想だ。
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