凶手
きょうしゅ
名詞
標準
assassin
文例 · 用例
」 和子はその時のようすを想像してみましたがおじいさんのきょうしゅくした顔は考えられても、お母さんが怒った顔は思い浮かびませんでした。
— 壺井栄 『おるすばん』 青空文庫
かつ当時の一政変は政論をしてますます改革的方針に向かわしめたるものあり、十一年の中ごろ、時の政府に強大の権力を占め内閣の機軸たるところの一政事家は賊の兇手に罹りて生命を殞したり。
— 陸羯南 『近時政論考』 青空文庫
しかし人目を離れて二人っきりの世界になると、慎恚のほむらは天に冲するかと思われ、相手の兇手から脱れるために警戒の神経を注射針のように尖らせた。
— 海野十三 『電気看板の神経』 青空文庫
さっきから二人を脅かしつづけていたもの、やっとのことで二人がその兇手から逃れ出してきたものが、いまや、もう二人が追いつきようのないほど遠ざかってしまったものだから、やむを得ずにとうとうその正体を現し、そんな凄じい異形をそこでし出してでもいるかのように、二人には見えるのであった。
— 堀辰雄 『幼年時代』 青空文庫
そして、それがにんじんの仕業とは気づかず、運命の避け難き兇手が、わが身に降りかかったものと思っているがいい。
— POIL DE CAROTTE 『にんじん』 青空文庫
福田氏惨殺の現場に居合わせた二郎青年や、夢魔の様な予感に震えていた妙子の恐怖はさることながら、父玉村氏が、かくも賊の兇手を恐れるのはどうした訳か。
— 江戸川乱歩 『魔術師』 青空文庫
兇手は物理的原則を無視して働くのだ。
— 江戸川乱歩 『猟奇の果』 青空文庫
作例 · 標準
王の暗殺は、正体不明の凶手によって実行されたと噂されている。
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彼女は、長年追っていた凶手の正体を突き止めるために、危険な調査を開始した。
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物語の核心は、主人公が実はかつて自分を襲った凶手であったという衝撃の事実にあった。
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その街では、原因不明の死が相次ぎ、凶手の仕業ではないかと囁かれていた。
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