殺人鬼
さつじんき
名詞
標準
bloodthirsty killer
文例 · 用例
殺人鬼、吸血鬼、などと憎むべきものを鬼と呼ぶところから見ても、これはとにかく醜惡の性格を有する生き物らしいと思つてゐると、また一方に於いては、文壇の鬼才何某先生の傑作、などといふ文句が新聞の新刊書案内欄に出てゐたりするので、まごついてしまふ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
鬼、と言つても、この眼前の鬼どもは、殺人鬼、吸血鬼などの如く、佞惡の性質を有してゐる種族のものでは無く、顏こそ赤くおそろしげではあるが、ひどく陽氣で無邪氣な鬼のやうだ、とお爺さんは見てとつた。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
話にしか聞いた事のない恐ろしい変態殺人鬼が、現在タッタ今、眼の前に居ることをヤット意識し初めて……その殺人鬼に誘惑されながら、ドウする事も出来なくなっている自分自身を発見して……。
— 夢野久作 『けむりを吐かぬ煙突』 青空文庫
若樣育ちの一遊蕩兒が身の毛もよだつやうな兇猛な殺人鬼と變つた眞の原因は、傷ましくもそこに潜んでゐたのだつた。
— ――スウェーデンの殺人鬼―― 『死の接吻』 青空文庫
十人並みの殺人鬼として記憶されるのは本意ではありません。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
家内が殺人鬼になるかもしれない――息子は今も危険なんです!
— THE ADVENTURE OF THE SUSSEX VAMPIRE 『サセックスの吸血鬼』 青空文庫
放して」 ほんとうに殺人鬼に襲われたかのように、令子はひどくもがいた。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
彼は一種の殺人鬼となって、江戸の男や女を斬ってあるいた。
— 岡本綺堂 『青蛙堂鬼談』 青空文庫
作例 · 標準
その映画は、街を恐怖に陥れる殺人鬼を描いている。
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警察は、地域住民に警戒を呼びかけ、殺人鬼の逮捕に全力を尽くしている。
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「まさか、あの穏やかな隣人が殺人鬼だったなんて、誰も信じられないだろう。」
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