刻字
こくじ
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標準
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文例 · 用例
獲物がきまったので、今度は金貨をば、四、五十フランだけ表面の刻字を引きくらべてから、チョッキの衣嚢へ取りこんだ。
— モーリス・ルヴェル Maurice Level 『空家』 青空文庫
支那では通例古碑の刻字は、天然や人爲の種々の事由によつて、磨滅毀損を受ける筈であるが、この景教碑のみは、不思議に碑面の字畫に格別の損滅がない。
— 桑原隲藏 『大秦景教流行中國碑に就いて』 青空文庫
なお、重錘初期以来のものは二十にあまるけれども、特に目立ったのは、巨大な海賊船の横腹に、時計や七曜円を附けたもので、刻字文によると、マーチャント・アドヴェンチュアラーズ会社からウイリアム・シシル卿(エリザベス朝に入ってから、ハンザ商人に弾圧を加えた政治家)に贈ったものであった。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
模様だけが薄く見えるが、刻字は無論分らなかった。
— 夏目漱石 『満韓ところどころ』 青空文庫
柱の頂點からは四つの腕が突き出てゐる、刻字で見ると、腕が指す一番近い町が十|哩、一番遠いのが二十哩以上も離れてゐる。
— ブロンテイ 『ジエィン・エア』 青空文庫
六つの ひな僧 一休さんは、六つのとき いなり山の きたに ある あんこくじと いう おてらに はいって、ぼうさんに なることに なりました。
— 五十公野清一 『一休さん』 青空文庫
それで、お母さまは 一休さんを さむらいに して、ころしたり ころされたり するよりは おぼうさんに しよう、と うばにも はなして、一休さんを あんこくじの ひなそうに したのでした。
— 五十公野清一 『一休さん』 青空文庫
あんこくじの ひなそうに なった 一休さんは、しゅうけんと いう なまえを もらって、まいあさ おしょうさまから おきょうを ならいましたが、りこうなので すぐおぼえます。
— 五十公野清一 『一休さん』 青空文庫
作例 · 標準
彼は趣味で始めた刻字に没頭し、今では自分の書いた文字を木に彫るのが日課となっている。
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神社の鳥居に深く刻まれた刻字は、長い年月を経て独特の風合いを醸し出している。
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刻字の作品展では、力強い筆致をそのまま形にした木彫りの看板が目を引いた。
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