印章
いんしょう
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #42628 · 青空 76 例
標準
stamp
文例 · 用例
また自刻の印章――ボート形の内に竪琴と星を刻したの――が押してある。
— 寺田寅彦 『亮の追憶』 青空文庫
周到な信玄、慓悍な謙信、勇敢にしてしかも緻密な計画性をもつた氏康、この三人が用ゐた印章は、それ/″\龍、獅子、虎であるのも興味深いが、まさに彼等は、当時日本の龍であり、獅子であり、虎であつた。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
その斜め反対の隅にある髑髏も、同じように、印章とか、印判とかいうふうに見えた。
— THE GOLD-BUG 『黄金虫』 青空文庫
しかし、そのほかのものがなに一つないのには、――書類だろうと自分の想像したものの主体――文の前後にたいする本文――がないのには、僕もまったく弱ったね」「君は印章と署名とのあいだに手紙でも見つかると思ったんだろう」「まあ、そういったようなことさ。
— THE GOLD-BUG 『黄金虫』 青空文庫
いずれも打出しもので、中はつぎのないくりぬきを、表の金質に好配して、黄金また銀の薄金を覆輪に取って、しっくりと張るのだが、朱肉入、驕った印章入、宝玉の手奩にも、また巻煙草入にも、使う人の勝手で異議はない。
— 泉鏡花 『河伯令嬢』 青空文庫
(前略)その日バタリア僧院の神父ヴェレリオは余を聖餐式に招きたれど、姿を現わさざれば不審に思いいたる折柄、扉を排して丈高き騎士現われたり、見るに、バロッサ寺領騎士の印章を佩け、雷の如き眼を※りて云う。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
「昨日来ました時、貯金と通帳と印章を、あたしのところへ置いていきました。
— 豊島与志雄 『死の前後』 青空文庫
おしげは一杯うまそうに干して、それから、両手を懐につきこんで、長い間かかって、郵便貯金の通帳と印章とを取出した。
— 豊島与志雄 『死の前後』 青空文庫
作例 · 標準
契約書には必ず会社の印章が必要だ。
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祖父が使っていた印章は、重厚感のある良いものだった。
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この印章は、私の名前が彫られた特注品だ。
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