碑文
ひぶん
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #43265 · 青空 184 例
標準
inscription
文例 · 用例
ある地方では明治二十九年の災害記念碑を建てたが、それが今では二つに折れて倒れたままになってころがっており、碑文などは全く読めないそうである。
— 寺田寅彦 『津浪と人間』 青空文庫
私は詩碑の背面に刻みこまれている加藤武雄氏の碑文を見直した。
— 黒島傳治 『短命長命』 青空文庫
自分などよりは文学の上でも年齢の上でもかなり先輩だと思っていた春月が三十九歳で、現在の私の年齢より若くて死んでいるのを碑文を見て不思議なような気持で眺め直した。
— 黒島傳治 『短命長命』 青空文庫
碑文谷、武蔵|小山、戸越銀座など、見たことも聞いたこともない名前の町が、広漠たる野原の真中に実在して、夢に見る竜宮城のように雑沓している。
— 萩原朔太郎 『秋と漫歩』 青空文庫
その事は空海の性靈集中の碑文に見え、またそれによつて書いたと見える元亨釋書にも見えてゐる。
— 幸田露伴 『華嚴瀧』 青空文庫
浦添のようどれの碑文に、うらおそいよりしよりにてりあがりめしよわちやことうらおそいのようどれは……という文句がある。
— 伊波普猷 『浦添考』 青空文庫
ヤラザモリ城の碑文に、しまおそい大さと、しもしましり、という地名のあるのも注意すべきである。
— 伊波普猷 『浦添考』 青空文庫
金文の方では、次で考古圖・博古圖などが出來、金石殊に碑文に重きを置いたものには趙明誠の金石録が出來た。
— ――史記より清初まで―― 『支那史學史概要』 青空文庫
作例 · 標準
古代エジプトのオベリスクに刻まれた碑文を読み解き、王の功績を称えた。
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記念碑の土台にある碑文には、この建物を建てるために寄付した人々の名前が並んでいる。
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歴史学者は、すり減って読み取りにくくなった碑文に拓本を当てて慎重に調査した。
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