虚栄
きょえい
名詞頻度ランク #30751 · 青空 436 例
標準
vanity
文例 · 用例
チツポケな虚栄心を持つてるに過ぎない奴等が、いつかどのきほひ肌や、伝法肌のつもりになつて得々としてるのだ。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
虚栄は、どこにでもいる。
— 太宰治 『答案落第』 青空文庫
私は、人の虚栄を非難しようとは思っていない。
— 太宰治 『答案落第』 青空文庫
虚栄や打算で無い勉強が、少しずつ出来るようになりました。
— 太宰治 『私信』 青空文庫
おまけに熾んな社交意識が伴つて、如何に虚栄を演ずるかといふことの中に人格の価値があるかの如く思ひ做される、さういつた風潮は日々に激しい。
— 中原中也 『生と歌』 青空文庫
故に、生活を、殊には虚栄を、顧慮する限りに於て衰褪する底の、呆然見とれてゐる世界のことである。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
それでも彼が二十六の歳に学校を卒業してどうやら一人前になってから、始めて活版刷の年賀|端書というものを印刷させた時は、彼相応の幼稚な虚栄心に多少満足のさざなみを立てたそうである。
— 寺田寅彦 『年賀状』 青空文庫
そうして、葬儀場は時として高官の人が盛装の胸を反らす晴れの舞台となり、あるいは淑女の虚栄の暗闘のアレナとなる。
— 寺田寅彦 『札幌まで』 青空文庫
作例 · 標準
成功への道は、しばしば虚栄心という名の誘惑に満ちている。
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彼女のファッションは、周囲の目を引くための虚栄の現れだ。
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「そんなに褒められると、虚栄心がくすぐられるよ」と彼は照れくさそうに言った。
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真の芸術家は、虚栄に囚われず、ひたすら自己表現を追求する。
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