冶工
やこう
名詞
標準
metallurgical worker
文例 · 用例
見たまえ、鍛冶工の前に二頭の駄馬が立っているその黒い影の横のほうで二三人の男が何事をかひそひそと話しあっているのを。
— 国木田独歩 『武蔵野』 青空文庫
いずれの場合においても靴下の製造に直接必要な人々たる漂白工、紡績工及び機械工として用いられる者が減少したにしろ、またはより間接に関係している人々たる船員、運搬夫、機械工、及び鍛冶工として用いられるものが減少したにしろ、靴下の価格は下落するであろう。
— PRINCIPLES OF POLITICAL ECONOMY AND TAXATION 『経済学及び課税の諸原理』 青空文庫
オルガンチノに解らなかったように、日本の歴史家にも、この大砲の出所は解らないのであるが、『国友鉄砲記』によると、信長は元亀二年(一五七一年)に秀吉を通じて二百目玉の大筒を、国友鍛冶に造らせたというのであるから、一五七七・八年の頃に日本の鍛冶工が大砲を作り得たということは、さほど不思議ではあるまい。
— 日本の悲劇 『鎖国』 青空文庫
手を休めた三人の鍛冶工は、鼻の穴から目ヤニまで炭にした真っ黒けな顔を揃えて、智深の姿を見まもった。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
早速、近郷の鍛冶工をよんできて、張飛は、一丈何尺という蛇矛を鍛ってくれと注文し、関羽は重さ何十斤という偃月刀を鍛えさせた。
— 桃園の巻 『三国志』 青空文庫
もはやこうなれば、わしなどはいわゆる聖代の逸民だ。
— 国木田独歩 『二老人』 青空文庫
そこではもはやこうした行動の一致は望まれないと見えて右往左往の混乱が永久に繰り返されている。
— 寺田寅彦 『破片』 青空文庫
」「はてね、少しぐらい僕が手足をのばしたってそれをとやこうお前が云うのかい。
— 宮沢賢治 『楢ノ木大学士の野宿』 青空文庫
作例 · 標準
彼は腕利きの冶工として、溶鉱炉から出てくる鉄の温度を瞬時に見極める。
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酷暑の中、冶工たちが飛び散る火花にも負けず金属の精錬に励んでいる。
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伝統的な刀鍛冶の工房では、若い冶工が師匠の指導のもと鉄を打っていた。
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