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鋳物師

いものし異読 いもじ
名詞
1
標準
caster
文例 · 用例
貴様知ってるだろう、あれがな、次助というて、近所の鋳物師の忰と出来た。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
銅像は、馬のひく荷車にのせられて丘をくだり、となり村の鋳物師のところまで、ごとごとと引かれていきました。
新美南吉 丘の銅像 青空文庫
鋳物師のところで、強盗と忠犬ナハトは、一つのるつぼの中にたたきこまれて、一つにとけあってしまいました。
新美南吉 丘の銅像 青空文庫
王様は私のために金の冠を、西蔵からわざわざ鋳物師を招いて作つて下さいました。
牧野信一 嘆きの孔雀 青空文庫
『近江輿地誌略』十一には、秀郷自分この鐘を鋳て三井に寄附せりとし、この鐘に径五寸ばかりの円き瑕あり、土俗いわく、この鐘を鋳る時、一女鏡を寄附して鋳物師に与う、しかれども、心|私かに惜しんだので、その鏡の形に瑕生じたと。
田原藤太竜宮入りの話 十二支考 青空文庫
大きな普請小屋……銅を煮る大きな釜……活々と燃えた火……熱心に人夫を指揮してゐる、年を取つた鋳物師――『私は、これで、もう四十年も鐘を鋳て居りますが、本当に旨く行つたことはまだ一度も御座いません。
田山録弥 百日紅 青空文庫
何うか、せめて一度は立派に後に残るやうなものをと思ひますけれど、覚束ないもんです』こんなことをその鋳物師は言つてゐた。
田山録弥 百日紅 青空文庫
それは牛込神楽坂の手前に軽子坂という坂があるが、その坂上に鋳物師で大島高次郎という人があって、明治十四年の博覧会に出品する作品に着手していた。
鋳物の仕事をしたはなし 幕末維新懐古談 青空文庫
作例 · 標準
彼は数十年、鋳物師として地域に根差した伝統工芸を守り続けている。
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鋳物師の繊細な技術によって、鉄が命を吹き込まれたかのような芸術品が生まれる。
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「この精巧な鉄器は、一体どんな鋳物師さんが作ったんでしょうね。まるで生きているみたいだ。」
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