金砂子
きんすなご
名詞
標準
gold dust
文例 · 用例
月はないが、空はあざやかに晴れて、無数の星が金砂子のようにきらめいていた。
— 岡本綺堂 『穴』 青空文庫
噫、冬枯や、法師めくかの行列を見てあれば、たとしへもなく静かなる夕の空に二列、瑠璃の御空の金砂子、星輝ける神前に進み近づく夕づとめ、ゆくてを照らす星辰は壇に捧ぐる御明の大燭台の心にして、火こそみえけれ、其|棹の閻浮提金ぞ隠れたる。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
噫、冬枯や、法師めくかの行列を見てあれば、たとしへもなく静かなる夕の空に二列、瑠璃の御空の金砂子、星輝ける神前に進み近づく夕づとめ、ゆくてを照らす星辰は壇に捧ぐる御明の大燭台の心にして、火こそみえけれ、其棹の閻浮提金ぞ隠れたる。
— 上田敏訳詩集 『海潮音』 青空文庫
噫、冬枯や、法師めくかの行列を見てあれば、たとしへもなく靜かなる夕の空に二列、瑠璃の御空の金砂子、星輝ける神前に進み近づく夕づとめ、ゆくてを照らす星辰は壇に捧ぐる御明の大燭臺の心にして、火こそみえけれ、其|棹の閻浮提金ぞ隱れたる。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
」 金砂子の襖の前で、腕組をして、微笑しているのは、斉興の側役伊集院伊織である。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
「ああ我ながらよく出来た」 最後の金砂子を蒔きおえた時融川は思わず呟いたが、つまりそれほどその八景は彼には満足に思われたのであった。
— 国枝史郎 『北斎と幽霊』 青空文庫
床の間には定紋の縫のある袋に入れた琴や、金砂子の蒔絵の厨子なども置いてありました。
— 小金井喜美子 『鴎外の思い出』 青空文庫
今なら、コンクリートの遊歩道路に、向島へいそぐ深夜の自動車がびゅんびゅんうなって、すぐ前はモダンな公園……というところですが、昔あの辺は、殺し場の書割めいた、ちょっとものすごいところで、むこう側は、花川戸から山之宿へかけての家々の洩れ灯が、金砂子のように、チカチカまたたいている。
— こけ猿の巻 『丹下左膳』 青空文庫
作例 · 標準
The calligrapher sprinkled fine gold dust onto the wet ink for a shimmering effect.
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A touch of gold dust was used to highlight the model's eyes, giving them an ethereal glow.
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Ancient manuscripts were sometimes embellished with small amounts of gold dust.
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