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一女

いちじょ
名詞
1
標準
one daughter
文例 · 用例
此の十九世期の一仏蘭西女、此のフェイドオ劇場の一女優、此の巡業家の妻、此の子供を育てるに実に良心的でやさしさ此の上もなかつた一小市民――それがコリンヌ風な意味ででもサッフォ風な意味ででも抒情的な詩人であつたといふわけである。
中原中也 デボルド―※ルモオル 青空文庫
殿上の名もない一女官がおぼつかない筆で書いた日記体のものでも、それが忠実な記録であるために実証的の価値があり同時にそこに文学としての価値を生じるものと思われる。
寺田寅彦 科学と文学 青空文庫
蘭童あるが故に、一女優のひとすじの愛あらわれ、菊池寛の海容の人情讃えられ、または蘭童かかりつけの××の閨房に御夫人感謝のつつましき白い花咲いた。
――(生れて、すみません。) 二十世紀旗手 青空文庫
ただただ赤裸々な一男性と、一女性とがお互いの愛と、ともに担い合う意力とを吟味するのであります。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
ただ四五年の間絶えず茶屋酒に親んで来て修業が大分に積んで来た上の彼としては、野暮臭いことを云つて一一女の所行を数へ立てて、女房かなにかのやうに、色里の女を取扱ふことを潔しとしないやうに思つても居た。
平出修 瘢痕 青空文庫
一女どもが寄着かない。
泉鏡太郎 火の用心の事 青空文庫
淺草の一女として、――内ぢやあ、うどんの玉をかつて、油揚と葱を刻んで、一所にぐら/\煮て、ふツ/\とふいて食べます、あつい處がいゝのです。
泉鏡太郎 湯どうふ 青空文庫
これを葉子という一女性の徒らなる感傷の言葉とのみ読む人々よ、あながちに笑い去り給うな。
岡本かの子 鶴は病みき 青空文庫
作例 · 標準
その家では長年男子の跡継ぎがおらず、ついに一女に家督を譲る決断がなされた。
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彼女は、三人の兄を持つ家庭で育った一女であったが、後に家業を継ぎ、その手腕を発揮した。
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遺言状には、遺産のうち株式は二人の息子へ、土地は一女へと具体的に指定されていた。
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「え、お父さんにはあなたと、もう一人、一女の妹さんがいるの?」と、友人は驚いたように尋ねた。
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2
標準
eldest daughter
作例 · 標準
氏は一男一女の二子に恵まれ、晩年は孫たちに囲まれて穏やかに過ごした。
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亡き先代の遺志を継ぎ、一女の真由美氏が新社長として経営の舵取りを担うことになった。
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一女の婚礼を無事に終えまして、ようやく親としての重責を果たした心地です」
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彼女は名家の一女として厳格に育てられ、幼少期から琴や書道の嗜みを叩き込まれた。
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