第一子
だいいっし
名詞
標準
文例 · 用例
一番右はたしかラクシャン第一子まっ黒な髪をふり乱し大きな眼をぎろぎろ空に向けしきりに口をぱくぱくして何かどなってゐる様だがその声は少しも聞えなかった。
— 宮沢賢治 『楢ノ木大学士の野宿』 青空文庫
楢ノ木大学士がもっとよく四人を見ようと起き上ったら俄かにラクシャン第一子が雷のやうに怒鳴り出した。
— 宮沢賢治 『楢ノ木大学士の野宿』 青空文庫
なぜならラクシャン第一子はやっぱり空へ向いたまゝ素敵などなりを続けたのだ。
— 宮沢賢治 『楢ノ木大学士の野宿』 青空文庫
」ラクシャンの狂暴な第一子も少ししづまって弟を見る。
— 宮沢賢治 『楢ノ木大学士の野宿』 青空文庫
」暴っぽいラクシャンの第一子が金粉の怒鳴り声を夜の空高く吹きあげた。
— 宮沢賢治 『楢ノ木大学士の野宿』 青空文庫
」ラクシャンの第一子は尚更怒って立派な金粉のどなりをまるで火のやうにあげた。
— 宮沢賢治 『楢ノ木大学士の野宿』 青空文庫
」暴っぽいラクシャン第一子がこのときまるできらきら笑った。
— 宮沢賢治 『楢ノ木大学士の野宿』 青空文庫
暴っぽいラクシャンの第一子がずゐぶんしばらく光ってからやっとしづまって斯う云った。
— 宮沢賢治 『楢ノ木大学士の野宿』 青空文庫