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納経

のうきょう
名詞動詞-サ変
1
標準
presenting a hand-copied sutra to a temple (or money, etc. in its place)
文例 · 用例
正面には弘法大師の掛軸、その前にお納経の帳面、御燈明、線香、念珠、すべてが型の通りであったが、驚いたことには、右に大形の五十銭銀貨が十枚ばかり並べてあり、左に護摩水の一升罎が置いてあった!
種田山頭火 遍路の正月 青空文庫
其の律照寺は四国巡礼二十五番の納経所で、室戸岬の丘陵の附根にある最御崎寺の末寺で、普通には津寺の名で呼ばれていた。
田中貢太郎 海神に祈る 青空文庫
そして、初めには納経所の順を追うて廻りながら、路々人に聞くと、「それらしい旅僧は、昨日通った」とか、「其の人は昨夜此処で泊った」と云うばかりで、幾等急いでも、また夜も睡らずに歩いても追っつけなかった。
田中貢太郎 長者 青空文庫
散歩がてら、学校のIさんを訪ねて、四国霊場奉納経をあげる、彼の妻君は大のお大師信者だから。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
その荷作りのできる間、ぼくは、いま手に入れたばかりの部分品の一つ、納経帖をもつて、池田君とゝもに、もう一度、山門を入つた。
久保田万太郎 にはかへんろ記 青空文庫
納経所で、その帖面に、参拝した証拠の判を押してもらふためである。
久保田万太郎 にはかへんろ記 青空文庫
納経所は、山門を入つてすぐの道を右へ切れたところにあつた。
久保田万太郎 にはかへんろ記 青空文庫
五十恰好の、おそらく住職であらう、無精ヒゲを生やした老僧がひかへてゐて、われ/\のさしだした帖面を、あけてすぐの一枚を残した二枚目のところに、奉納経 本尊釈迦如来 霊山寺 と書いて、べた/\判を押してくれた。
久保田万太郎 にはかへんろ記 青空文庫
作例 · 標準
四国遍路では、各札所で納経を済ませて御朱印をいただくのが習わしだ。
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彼は先祖供養のため、写経したお経を寺院に納経した。
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お寺に参拝した際、心ばかりのお金を納経として収めた。
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