才媛
さいえん
名詞
標準
literary woman
文例 · 用例
然るを、元嘉、京洛の貴婦人、才媛は、平時に件の墮馬髻を結ふ。
— 泉鏡太郎 『唐模樣』 青空文庫
で、某女学院出の才媛である。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
十四 しかり、文金のお嬢さんは、当時中洲辺に住居した、月村京子、雅名を一雪といって、実は小石川台町なる、上杉先生の門下の才媛なのである。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
…… 今更|贔屓分でいうのではありません、――ちょッ、目力(助)編輯め、女の徳だ、などと蔭で皆|憤懣はしたものの、私たちより、一歩さきに文名を馳せた才媛です、その文金の高髷の時代から…… 平打の簪で、筆を取る。
— 泉鏡花 『白花の朝顔』 青空文庫
さればわが国史にも田道将軍の妻、形名君の妻と、夫の名のみ記して妻の名を欠き、中世、清少納言、相模、右近と父や夫や自分の官位で通って実名知れぬ才媛多い。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
稀世の才媛と言はれたばかりでなく、『目ざまし草』の大家連から同じ大家号を授与された一葉女史も二十九年の冬には、早くもこの世を去つて行つて了つた。
— 田山録弥 『明治文学の概観』 青空文庫
アイ子 父上様 因に右、殿宮アイ子は県立高女在学中、同校の明星と呼ばれた美人で、成績抜群の名誉を担っていた才媛である。
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫
私の姉も腹膜で死んだし、私の小学時代にやはり黒河といふ才媛がゐたが、それも女高師を卒業すると死んでしまつた、――こんなことがらが哀悼の気持をよぶのかもしれない。
— 原杞憂 『追悼記』 青空文庫
作例 · 標準
宇宙探査機は、人類が到達した最遠の地点を記録した。
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この図書館には、世界中のあらゆる場所に関する本があり、最遠の地域についても詳しく知ることができる。
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彼の夢は、最遠の星まで旅をすることだ。
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