言葉のあや
ことばのあや
表現名詞
標準
figure of speech
文例 · 用例
汚濁に塗れつつしかも清しなどといふのは言葉のあやに過ぎぬ。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
所謂文学的な言葉のあやにかかずらう必要もないと思います。
— 宮本百合子 『新女性のルポルタージュより』 青空文庫
ここらは手のさきの器用を弄し言葉のあやつりにのみ拘る歌よみどもの思い至らぬ場所に候。
— 正岡子規 『歌よみに与ふる書』 青空文庫
このわざは、言葉のあやをかいくぐって連続的に行われているが、たとえばその足許の雲となっている一つの誤記が、誤記とわかってしまったとき、孫悟空の雲は消散して、さて一場のてんまつはどうなるだろう。
— ――『近代文学』十月号平野謙氏の評論について―― 『孫悟空の雲』 青空文庫
ここらは手のさきの器用を弄し、言葉のあやつりにのみ拘る歌よみどもの思ひ至らぬ所に候。
— 正岡子規 『歌よみに与ふる書』 青空文庫
こゝらは手のさきの器用を弄し言葉のあやつりにのみ拘る歌よみどもの思ひ至らぬ場所に候。
— 正岡子規 『歌よみに與ふる書』 青空文庫
」という風なカソリックの天国の福音を仏者の声音で吹き靡かせば、過去など論なく言葉のあやに随い、頭の芯も拍子をとって踊り出す情熱的な舞いごころも、どこより烈しかったことだろうと推測されて来るのだった。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
この人は學者であり文學者ですから、言葉のあやを十分に心得て、少しのむだもしないでゐます。
— 折口信夫 『歌の話』 青空文庫
作例 · 標準
彼の言葉は、真に受けると危険だ。言葉のあやだと理解すべきだ。
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この文学作品は、言葉のあやを巧みに使い、読者の想像力を刺激する。
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「冗談だよ、言葉のあやだ」と彼は笑ってごまかした。
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